海外出張では注意、ハグがセクハラにも | 野球グローブは色々

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 昨年末、米NBCの看板キャスター、マット・ラウアー氏が複数の女性たちからセクハラの糾弾を受けて解雇された。同ネットワーク一の稼ぎ頭であったラウアー氏のショッキングなスキャンダルを受けて、NBCは新たに社内規定を設けた。

 英テレグラフ紙(2017年12月26日付)によると、新しい社内規定は「職場での不適切な関係」を必ず報告するよう社員たちに義務づけているほか、タクシーに同乗してはいけないなど、社員たちの行動規範を細部にまでわたって厳しく定めている。その中の一つにはハグに関する規定もあり、それは「もしも同僚をハグしたいのであれば素早く行い、すぐに一歩離れて体の接触を避けなければならない」というもので、この規定に関しては「馬鹿げている」という意見もある。

 著名人によるセクハラが次々と明るみに出て断罪されている中で、セクハラに対する従来の意識を変えざるを得ないのは自然な流れだが、欧米で文化的に許容されてきたハグといった行為は、一概にセクハラだと言い切れないのだろう。