スカパー、CSの「時代劇専門チャンネル」で、

かつて民放TBS月曜夜8時からやっていた

大岡越前」を第一部第一話から放送している。
じゃかじゃっ、じゃじゃーん音譜
いまちょっと、はまってしまっている。にひひ

看板番組「水戸黄門」と交互に半年毎やっていて、

当時はリアルタイムで観ていた。

1970年放送開始と言うことで、中学生だったか。

全15部まであって、一部当たり27話程度、

1999年まで続いたそうだ。
第一部ポスター
その間、大岡越前役は、加藤剛で一貫していた。

水戸黄門同様、悪者を退治し、最後は視聴者の溜飲を下げると言う、

今年ヒットしたドラマ「半沢直樹」もツボは同じではないかと思う。

それにしても、メンバーが豪華である。

加藤剛が主役であるが、竹脇無我山口崇里見浩太朗大坂志郎

天地茂中村竹弥加藤治子高橋元太郎らのレギュラー陣に加え、

杉良太郎、更には大物片岡千恵蔵志村喬まで準レギュラーで出てくる。




何故私が好んで観ていたのか、内容自体楽しかったのは勿論なのだが、

実は何を隠そう大岡越前の妻雪絵役の宇津宮雅代のファンだったのである。
ニコニコ
清楚で和風で気品があり美しい。

当時は、日本女性の理想とまで言われたそうで、

第6部までこの女優がやっていた。

思えば、途中からこの番組を観なくなったのだが、飽きたのか?

当時は、家には家具調のカラーテレビ一台のみで、

チャンネル権はオヤジが持っていた。

恐らくオヤジが他の番組でも観始めたためだろう。

松下電器提供のこの番組、我が家のカラーテレビは、

当然「パナカラー」であった。得意げ

ちなみにこの頃の月曜日は、7時からキックボクシングが鉄板で、

東洋ライト級王者沢村忠がスター、解説寺内大吉石川顕アナで

これも良く観た。パンチ!

真空飛び膝蹴り、チャランボー。


さて話しは大岡越前に戻るが、時代劇専門チャンネルでは、

今週から第三部がスタートした。

毎日放送していて、それを3話ずつDVD-Rに録画して、

ほぼ毎晩寝る前に1話ずつ観ている。

絶対にハッピーエンドなので、気分良くして眠りにつける。ぐぅぐぅ

ドラマは、約30年続くかなで、第7話クランクイン直前に、

片岡千恵蔵が死去、そのまま父親役大岡忠高も死んだ。

更に途中で、松山英太郎和田浩治も、死去に伴い役柄も消えていく。

一方、妻雪絵役であるが、宇津宮雅代が第6部で降板、

代わって酒井和歌子になったそうだが、全く記憶にない。

この辺でもう既に観ていないと思う。

酒井和歌子も悪くないが、やっぱり私の中では

宇津宮雅代が絶対ですね。

それから、最後まで出演していたのは、加藤剛の他に、

すっとびの辰三こと高橋元太郎がいた。

この役者は、もう一方で放送していた水戸黄門でも、

うっかり八兵衛でレギュラーだったので、凄いことだ。

こういった脇役のスパイスが、ドラマを盛り立てる。

そもそも、南町のお奉行が将軍吉宗に直接会ったり、

自ら悪者と剣を交える事自体有り得ないが、ここはドラマ、

そんなことを考えることがナンセンスである。

最後はナショナル劇場50周年スペシャルとして

2時間ものが2006年に放送され、

これが最終回ということのようである。
第二部ポスター
今後全15部まで観届けると402話にもなるが、

果たしてどこまで観続けるか、今時点では分からない。


時代劇時代も変わればリアルさも

当時の興奮今は懐かし

おそまつ。