今月は遅刻せずに迎えた「うちの子DAY」。

 

一ヵ月が経過して

すでに定期も期限切れで

電車に乗らない事にもそう違和感がなくなってきました。

いえ、「違和感がなくなってきてしまいました」が

社会復帰を考えた時を考えたら正解です。

本当に社会復帰できるのだろうか、と、不安を隠せません。

 

 

都会で満員電車に揺られて会社に通う毎日がすでに普通の感覚でしたが

強制的にその現実から引きはがされて不便な自宅で作業をする事に

一時期かなり調子を崩して少し大変な思いをしました。

世の中はすでに病院にかかるような状況でもなく

市販薬でなんとか臓物の機嫌の回復を図ろうと思いましたが

驚くべきことにほとんど効果が出ず

時間とお金ばかり消費してしまいました。

 

現在は回復し、無人島(笑)の生活リズムも

肩の力の抜き方も何となくわかってきて、

快適に暮らせるようになりました。

おそらくこの状況で一番私自身のために良かったのは

「朝五時に起きて生活を始める」という気持ちに

変換できたことだと思います。

 

 

自宅で仕事をさせていただけるというのは

本当に有難い事だと思います。

通勤の時間がなくなったため

一日の中で最低でも二時間は使える時間が増えたはず。

そして混雑しているいつものスーパーに週末行くことが嫌になって

近隣の小さなスーパーで本当に最低限のものだけ

お昼の休憩時間を利用して買い足す生活にシフトしました。

それにも関わらず

出勤していた時と同じ様に過ごすと時間が足りないのです。

 

 

幸いにして早起きは好きなので

朝五時に起きる生活にリズムを変更してみたところ

色々な発見をする事ができるようになりました。

今まで見たこともない道

緑のたくさんある場所

古い造りのお家

朝の空気。

田舎に比べると深呼吸した時の空気の味は違いますが

それでも、山道によくみる木の階段や

土が露出した短い山坂を歩くととても元気になりました。

 

そして同時に思うのです。

多分、私はとんでもなく疲れていたんだなぁと。

 

都会で働くことができて、私はとても誇らしく嬉しいと思っておりますが

今回自宅で仕事をする機会を頂いてあらためて

今の生活で本当にいいのか?という事を考えさせられました。

仕事が始まってまた戦場に戻っても

朝五時起床や買い物のペースを変えずに続けていこうと思います。

 

そういう意味では、世界はとても大変な時ではありますが

自分の足元だけに目を向けた時

とても大事な事に気づかせて頂く大事な時間だったのだと感じました。

 

 

今はまだもう少しやや身動きの取りにくい毎日にはなりますが

一ヵ月前に比べたらトイレットペーパーもよく見かけるようになり

時々マスクも見かけるようになって

周囲には手作りマスクの方々も増えて来たように感じます。

本当に少しだけでも不自由が緩和している部分も出てきた事に

感謝をして毎日を過ごします。

 

 

どうか皆様もお体に触りませんよう

一日一日をお過ごしくださいませ。

来月もまた元気にお会いできますように。