少し前に認知症の高齢者が外出し、交通事故に・・・
という事件がありました
その際のテレビの報道
結構おかしなことを言いまくっていて
ああ、本当に何にも分かってないんだな(x_x;)と
プロから見ればね
そもそも、基本がなっていません
認知症介護で重要なことの一つに
『視覚誘導』
があります
目線をどのように持っていくか
高齢者の視点で配慮する必要があります
玄関が直接目に入れば
ひとりで外出するのは当たり前です
認知症のグループホームなどでは
家具の配置を工夫して
視界に玄関扉が入らないようになっています
鍵などをかけて物理的に拘束するのではなく
心理的に
「誰かにひと声かけないと出かけられない」
という、環境を作るのです
分かりやすく説明すると
例えば
↓本棚
□□□□□□
□□□□□□□
玄関
という感じに
圧迫感や不自然さを感じないよう
レイアウトします
そうすると、
お出かけしたいときに
必然的に
○○に行かなきゃ~
と誰かに話すことになります
家庭内においても
家具のレイアウトを配慮したり
すだれをかけたりなどひと工夫が必要です
これね、はっきり言いますけど
素人には無理です
ですから
ぜひプロに相談してくださいね(*^ー^)ノ
介護ってね、
実は高度な専門知識が必要なのです
本場(北欧やオーストラリア)の認知症介護はすごいよ