しかし、半世紀前までは、
全く話題になりませんでした。
なぜ？
それは、当時、自然が多く、
花粉が春先に飛ぶのは当たり前。
そんな環境で生活する人々は、
生まれた時から、花粉に対する
抵抗力が徐々についていきました。
しかし、現代では
化学物質が身の回りに溢れ、
様々な微粒子が我々の周りに
飛び交っています。
その微粒子と花粉がくっつくと、
新たなアレルギー物質に変わります。
統計では、都会に住む人の方が、
森林に囲まれた場所で生活する人よりも
花粉症になる割合が多いと言われています。
一旦アレルギー症状が出ると
なかなか治せません。
アトピーや湿疹に悩まむ人を
見ていてもわかりますよね。
アレルギー症状を抑えるために、
薬を使う人も多いのですが、
一旦薬を使うと、この薬が
手放せなくなってしまいます。
すると、薬が効かなくなって、
より強い効き目のある薬へ
エスカレートしていきます。
しかし、薬は元々”毒”なのです。
「毒をもって毒を制す」という
発想が西洋医学にはあります。
だから、どんな薬にも
「副作用」があるのです。
薬に頼ると、結局のところ
アレルギー症状そのものは
根本的に改善できないのです。
アレルギーを何とかしたい・・・
実は、私もアレルギーで苦しんだ一人です。
しかし、今は症状も軽くなり、
ある程度はコントロールできる
までになりました。
その「救世主」は・・・
なんと、
自分自身の身体だったのです！
我々の体には、外敵から守る
抵抗力がありますが、アレルギーは
この力が過剰に出るために起こるのです。
つまり、
「過剰反応」を押さえれば良いのですが、
西洋医学では、これを薬で行うために、
副作用で悩まされる。
そこで、
自分自身の身体を正常に戻すことに
的を絞ってみることにしました。
正常に戻す・・・？
誰もが知りたい、その答え。
それは「腸」にありました！
腸は「第二の脳」とも言われています。
そういえば、なんとなく形も似ている…。
腸を元気にさせるには、
腸の中の溜まった「腐敗物」を
出来る限り素早く排出すること。
「汚れた物質を体内に貯めないこと」
それが一番重要なことだったのです。
そして、それを後押しするのが
腸内細菌の働きと適度な運動です。
様々な乳酸菌を毎日摂り、
お腹を動かす運動を心がけることで、
腸は元気になります。
美味しいものを食べたら出す！
しっかり栄養を取ったら出す！
溜まる前に出す！
日々、
種類の違う乳酸菌を多く摂取し、
適度な運動を心がけて、
辛いアレルギーの季節を
うまく乗り越えてください。
お大事に・・・