ちょっと内向的なほうですが、大丈夫です。
「君へ向かう速度493km」や、「社長をロック解除」では元気よさそうに見えましたが、あれは全部演技だったんですね?
作品を全部見てくださったんですか? ああ、ありがとうございます。撮影も楽しかったしドラマも面白かったです。
二つの作品を振り返ると?「君へ向かう~」では、選手並みに練習したそうですね?
運動選手役のたびに毎回最善を尽くしますが自分にしてみれば心残りでした。「ストーブリーグ」の時も野球の練習をかなりしましたが、心残りがとても多かったです。それで「君へ向かう~」では、さらに選手のように頑張ったと思います。初主演でもありましたし。
その「君へ向かう~」で新人賞を受賞しました。演技で受賞したのは初めてです。
不思議な気持ちでした。先輩たちの前で賞を頂くのが嬉しくも重くもありました。一方では「もっと集中しなくては」と思いました。実はその時は楽しむ暇がありませんでした。忙しくて。今思うと、その瞬間が本当に夢のようでした。次の日、また撮影に行きました。
「社長をロック解除」は新人俳優には演技が難しそうです。一番演技でからむ相手がAIでしょう?
そうですね。今までそんなに多くの作品はしていませんが、その中でも一番難しくて斬新で難解な作品でした。試行錯誤しました。
「ストーブリーグ」のユ・ミンホ選手役からここまで来ましたね。振り返ってみるとどうですか?
今も新人ですが、その時は「まったくの新人」でした。何もわからないのでドリームズの兄さんたちの言う通りに真似する一番年下でした。そんなところがユ・ミンホというキャラクターとうまく調和して、良く見てくださったようです。今もたまに私たち(ストーブリーグのキャストたち)だけで集まってキャンプに行くと当時の映像を見ながら話に花が咲きます。今やろうと思っても、あのような初々しい感じはあまり出ないと思います。あの当時は現場に行くことさえ不思議だったんですよ。車に乗るのも、自分のスケジュール表をもらうのも、すべてが不思議でした。撮影では「これがカメラなんだ!」と、しばらくはカメラを見ても不思議な感じがしました。
まもなく「無人島のディーバ」が始まります。このところ見かけませんでしたが、ずっと撮影でしたよね?
休んでいると思っている方もいますが、ずっと働いていました。今も撮影しています。「社長をロック解除」の放送が終わって「わかっていても」の撮影が始まり、終わるとすぐに「無人島のディーバ」の撮影に入ったんですよ。現場の雰囲気がとても良くて撮影も楽しかったです。なぜか夏の撮影が多いです。
「現場の雰囲気がいい」と俳優がよく言いますが、どんな雰囲気なんでしょう?
僕はもともとよく笑うほうですが、今回の現場では特に笑っていました。チャ・ハギョン兄さんもそうだし、パク・ウンビン姉さんもそうだし、ヒョジン先輩もそうだし、ジュホン先輩も。一緒に撮影する先輩たちとギャグコードがよく合うんだと思います。監督ともですね。それで本当に楽しく撮影しています。
ギャグコードが合うのが大事です。どんなコードでしょう?
僕だけが面白いと言っているんです(笑)。周りは(僕が)なぜ笑うのか、これがなぜ面白いのかと言いますが、僕だけが笑っていることが多いです。メイキングに映っているかもしれません。
ハハ、それだと周りからは社会生活が上手いと言われるのでは?
そう言われたことがありますが、でも本当に面白くて笑っているので(笑)。
ドラマのタイトルが「無人島のディーバ」です。無人島で何が起こるのでしょう?
実はウンビンさんは無人島にいて、僕は無人島で何があったのかよく知りません。僕はソウルにいるバラエティ番組のPDです。僕が担当するキャラクターの紹介はそんなに多くはありません。ドラマの人物紹介のように冷たくて無口で表現しないPDです。
「ストーブリーグ」に続き、ウンビンさんとまた共演ですね。ロマンスはありますか?
作家さんの台本次第ですが、僕はあると思って撮影しています(笑)。ときめきを差し上げられるドラマだといいですね。残りの一か月間、また頑張らなくては! まだ僕も撮影中なのでよくわからないです(笑)。この作品は台本がとても面白いです。楽しみにしていてください。
バラエティ番組のPD役ですが、今までバラエティ番組の経験があまりないですよね?
はい、ドラマの宣伝で何回か。バラエティは視聴者に笑いを届けなければならないのに、僕はカメラがいっぱいある中で何をしたらいいのか……(笑)。
では、どんな番組だと気楽にできますか?
ドキュメンタリー? 「世界テーマ紀行」や「歩いて世界の中へ」とかね。そんなリラックスした雰囲気が、気も楽なんじゃないかと思います。
戻ってこられるならいいです。
何日後に迎えに行けばいいですか?
一週間でもちょっと長いです。4泊5日くらい? 「ジャングルの法則」などを見ると、一度は経験してみたいとは思います。面白い番組ですよね。
「無人島に持っていくものを3つ」という古典的な質問です。
まずは音楽が常に必要なので、バッテリーが無限のMP3などを持っていきます。それに本当に基本的な包丁、火を点けるもの。MP3は必須です。
たぶん友達? 高校生のチェ・ジョンヒョプは人と付き合うのが好きだったんですよ。今は一人でいる時間を楽しんでいます。
一人でいると充電できますか?
それもあるかもしれません。誰かに会う時間もあまりないです。竹馬の友のように親しい友達は地方にいるし、結婚しているので会うのは難しいんですよ。
ジョンヒョプさんを無人島に連れて行ったら役に立ちそうです。
何が遅いのでしょう?
基本的に考えてしまいます。言葉にするのもゆっくりです。考えてから話す方? 慎重と言っていいかもしれません。
知能が高いと慎重だそうですよ。それで人間には慎重という遺伝子があるんだそうです。
おお、そうなんですね!ありがとうございます。自分の性格は好きです。
最近はグラビア撮影の現場でもバラエティ要素が多いです。リールやYouTubeのインタビューもあります。今日のミッションでは何が一番大変でしょうか?
インタビューが一番楽です。率直にお話しすればいいですから。でも、リールやYouTubeやグラビアは自分をかっこよく見せないといけなくて、そういうのはすごく苦手で。
モデル出身なのに?
僕はどこに行っても自分がモデル出身とは言いません(笑)。あと2cm大きかったらどうだったろうと思います。(大きかったら)モデルの仕事をまだ続けていたんじゃないかと思います。今日のスケジュールではYouTubeのインタビューが一番心配です。
正直にお答えしようと思います。ハンサムだと思ったことがないです。
穏やかそう。頼れそう? 何かそういう感じあるじゃないですか。気兼ねなく大らかな。その辺にいそうな人。
現実をよく知らないようですね。
ずっと家にいるからですか?(笑)
話してみると、人にはよく笑うのに自分に対しては厳しいのですね。
習慣だと思います。幼い時からアメよりムチのほうが多かったです。自分に大きな期待をしなければ、やり遂げた時の達成感も大きいと思います。結果はどうか分からないけれど、いつもそういう感じで臨んでいます。
だとしても自分を褒めてみてください。
今までよく耐えてきた(笑)。生きていると、人それぞれに事情があるじゃないですか。個人的な事情の中でよく耐えてきたな。
ゆっくりと長く進もうと思っているわけではありませんが、ただ「この道をこれからも行くなら、もう少しゆっくり見て回ろう」と思っています。
まだ放送前ですが「無人島のディーバ」は夢をかなえる話のようです。ジョンヒョプさんは自分の夢をしっかりつかんでいますか? 夢を叶えるためには何が必要でしょうか?
努力と信頼ではないでしょうか? 僕の本来の夢は俳優ではありませんでしたが、今はこれが夢になりました。自分がやりたいことは、しっかりと掴んでいるようです。自分と自分の演技を信じようと努力しているところです。もっと成長するためには信頼が必要だと思います。それができたら僕が演じるキャラクターをもっと共感してもらえると思いますから。
イヤホンを奪えばいいんです。歌をずっと聞いています。
ここに来る時に見つけた「Exhale」というサブリナ・カーペンターの曲です。一週間は聞くと思います。
今日のグラビア撮影のBGMはそれにしましょうか。
あ……グラビア撮影で流したら、ちょっと遅れるかもしれません。
引用元
補足
「君へ向かう速度493km(時速493キロの恋)」で、2022年KBS男性新人賞受賞
受賞コメント 4分47秒から
KBS「歩いて世界の中へ」
北海道編
どちらも純粋な旅番組のようです。NHKの「小さな旅」みたいなかんじ?
単身で南アフリカ生活をしていたので一人で動く自信がついたんかな?
だったらお願いします! NHKBSの「チョイ住み」に出てほしいな~
allureの動画 こういうの苦手と言っていましたが、どうでしょう?
ちょっとゴツめの指でキーボード打つのも見どころ 終始照れ気味
プロフィール紹介
Q.モデルや俳優になっていなかったら
小さい頃はボディガードになりたかった。小学生の頃。どうしてなりたかったかわかりません。スーツを着て警護するかっこいいボディガードの兄さんたちをテレビで見て憧れたんじゃないかな。体を動かすのが好きだったのもあって。子供の頃はテコンドーや他の格闘技をしたのでボディガードになりたかったんだと思います。
Q.ここぞという魅力は
笑顔ㅋㅋㅋ ごめんなさい。わからないので教えてください。そしたらわかります。
Q.最近の口グセは?
ウチに帰りたい。
Q.今も?
今は仕事していますが、ウチに帰りたいです。
インタビュアー) 最近、天気がいいから?
そう、天気もいいし、遊びに行きたい。このふたつはよく言っています。ウチに帰りたい。遊びに行きたい。
Q.これは出てみたいというバラエティ番組は?
バラエティは好きでよく見て楽しんでいるんですけど、観察バラエティに出てみたいです。
MBC「私は一人で暮らす」(シングル男のハッピーライフ)とか、MBC「全知的おせっかい視点」。
それに旅番組。
インタビュアー MBC「生まれたついでに世界一周」とか?
いいですね。この前、たまたま見たんですけど面白かったです。
Q.僕は案外○○です
物静かで無口。(笑)(照)
Q.最近、買ったものでよかったものは
ウエットティッシュ。家に在庫がなくて買い置きしました。
最近は自分のモノではなく、家用のモノを買っています。ひとり暮らし
Q.「無人島のディーバ」のみどころは
いろんな内容のドラマなんですけど、ネタばれできませんが「成長」のドラマで、見どころは「人間関係」。
Q.「無人島のディーバ」でのカン・ボゴルは○○な人だ
ちょっと気難しい
Q.カン・ボゴル(無人島のディーバでの役)とチェ・ジョンヒョプのシンクロ率は
50%。ボゴルは外柔内鋼で内面が強くて、見た目は強そうに見えないけれど、内面がしっかりしている人。心優しいところが僕に似ていると思います。
Q.無人島に持っていくものは
僕は歌を聴くのが好きなのでバッテリー無制限のMP3。ずっと聴くので。毎日聴いています。Henry Moodieの「Drunk Text」と、Sabrina Carpenterの「Exhale」が好きです。その日、気に入った曲を聴きます。
Q.似たような曲をいろいろ聴く VS 1曲をずっと聴く
何曲かを毎日飽きるまで。
Q.「無人島のディーバ」の撮影エピソード
とても魅力的な俳優さんがいっぱいいて、色で言うと「白」。おのおのの「白」が出会って良い化学反応が起きます。撮影中はずっと笑っていた。
Q.10年前の自分に言いたいこと
すごい。よくやってる。元気に暮らしてる
Q.今日のインタビューで見ている人にどう記憶されたいか
毎回、違う人として記憶されたい。チェ・ジョンソプという人は一人でいろんな人、キャラクターを演じています。チェ・ジョンソプをいろんなキャラクターで記憶している人もいるでしょう。
ここで音響さんに「おなかのグー音、聞こえませんでしたか?」って聞いてる
Q.3年後の自分のプロフィールに書き加えたいキャリアは
その時も俳優でいたいけどずっと俳優の道を歩いて生きている人。
「おもしろくなかったでしょ?」って言っているけれど、あまりインタビューも受けていないのでうれしいですよね。
2021年にストーブリーグで知り、2022年の魔女食堂をリピしているうちにうっかり片足抜けなくなり、2023年のロック解除でもう片足も引きずり込まれ、シーシュポスで魂まで持っていかれ。
そしてまさかまさかの日本のドラマに出てくれるとは思ってもいなかったです
インタビューを通して종협さんの人となりを紹介していきたいと思います。未熟な訳ですがよろしくお願いします
最後に おすすめ
2019年のウェブドラマ「噂」を見てほしい
8話あって1時間17分と長いですが、1話が短いので見やすいです。
ガタイも今ほどではなく割と華奢、顔がぜんぜん変わっていない。
この初々しい演技が今の演技に結びついていると思うと感慨ぶかいです