そこそこ
アンプがお亡くなりになり、とりあえずの急場しのぎとして中華製デジアン 'Lepy LP2024A+' を購入して1か月。
それは音的には充分に満足できるレベルだった。
よく考えたら今の1Kの狭い部屋でお金もない貧乏野郎が音にこだわること自体に無理があることに気づいた。
そう、スピーカースタンドも置くスペースがなく、
ラックの上にスピーカーをセッティングしてることでもう音質がどうのと言う資格もなし。
ホントはスピーカー間の距離ももっと離したいのにスペースがなくそれも出来ず。
そして、一番は自分の耳にそんな音の違いがわかる訳がない。
はい、その通りです。
「そこそこ」で充分だった。
逆にデジアンを購入してわかったことは、
「熱くならない。」ということ。
これがホント重要。
今までのアンプだと電源を入れるとかなり熱を持って、
ラックの中は熱帯状態。
それもあってか同じラックの中に収めていたBlu-rayレコーダーが2度も亡くなるという悪影響が。
たぶん熱に弱いHDDがやられたんだと思う。
音質の前にこちらの方がよっぽど重要。
音的には満足できるレベルの中華製アンプだけどどうしても1つだけ不満なところがあって、
それはリモコンがないこと。
ぐうたらな自分にとってはやっぱりリモコンがあって欲しい。
それでまたまたリモコン付きのお手頃価格のデジタルアンプを買ってしまった。
今度はDenon製のミニコンポ用の 'DRA-F109' というデジタルアンプ。
リモコンが付いて複数の入力に対応してるし、
ブランド的にもデノン製なら安心かと思ったから。
それと入力ソースや音量が液晶表示されるところも。
他のフルサイズの機器が並ぶラックの中でパワーが一番必要なアンプが一番小さいんだから不思議というかちょっと違和感。
ともかくお金もないので最新のデジアンではなく古いけど価格で決めてしまうという愚かな行動にでてしまった。
でも、これでいいんだ。
それで出てきた音は、
中華製と比較すると音がクリーンで聴きやすいかな。
中華製の方が元気というか荒々しい感じ。
かなり音量を上げて聴いても中華製よりもパワーに余裕があるからか無理してる感がない。
ボリュームがきちんと働いてる。
中華製はボリュームがあまり効かず、ツマミを回してある一定のところで急に音量が変わってたから。
それにしてもデジタルアンプは充分な駆動力があることがわかった。
低能率の 'B&W CM1' でもちゃんとウーハーが動いてるみたいで低音も部屋で聴くレベルなら充分だよ。
そして、リモコンはやっぱり便利だね。
ベッドで寝ころがりながら操作できる '楽' を覚えてしまったらもう元には戻れない。
それでも最新の高級アンプだったらもっと良い音が鳴るんだろうな。