昨日の講座で、受講生さんから
「神社にお参りしたら、神様に「愛してるよー」とか「大好きだよー」って言うといいよ、
という人がいますが、どう思われますか?」
という質問をいただきました。
講座ではいつもいろんなご質問をいただきますが、
はっきり答えを持っていなかったことであっても、
自分が大事にしている大もとのスタンス、
これに立ち返ることで、
どんな質問にも自分の言葉で、
すぐに回答することができます。
神々に対する私の基本姿勢…それは、
畏怖の心、敬う心、
大切なご存在として接する心です。
今回も、そのこころに立って、
「私はこう思うよ」と、
お返事させていただきました。
神々に対して親愛の情を持つこと自体は、
とても素晴らしいことだと思います。
ただ、その表現方法として、
「大好きだよ♡」「愛してるよ♡」と、
まるで親友や恋人にでも言うように
表現するというのであれば、
私はバリバリ違和感を感じます。
尊いご存在、高次のご存在に対して、
それはさすがにちょっと甘えすぎというか、
神様を舐めてる感じがします。
さすがに無礼ではないでしょうか。
また、そう言う事によって、
「神様から何か(パワーとか運氣とか)を貰いたい」
という、媚びのような下心もちらちら感じます。
「親しき仲にも礼儀あり」です。
そう、「わきまえる心」がとても大事だと思います。
そういう意味では、うぶすな様にお参りした時に
「愛してます♡」と言葉にするのは、
アリかもしれませんが。
(生まれる前からずっと見守ってくださっている、まさに親のようなご存在ですから…)
でも、そんな時にもやっぱり根底には、
畏怖の心、敬愛の心があることが大前提だと思います。
要は、距離感です。
波動がどうのとか氣がどうのとか言うのであれば、
それこそ「空氣読めよ」ということだと思います。
とてもおそれ多い大先輩、
とってもお世話になっている目上の方相手に、
あなたはどんな態度をとりますか?
そう言い換えれば、分かりやすいかもしれませんね。
愛してるよーとか大好きだよーって言ってるヒマがあるなら、
境内のゴミの1つでもそっと拾って帰るとか、
そういう行動で愛しい思いを表した方が、
よっぽど尊いご存在とも、通じ合うことができるのではないでしょうか。
この質問をくださった方は、
とても美しい方でした。
「これからは、もっと畏れおおい気持ちでお参りしなきゃいけないと思いました」と、
講座を受けた感想をおっしゃって下さいましたが、
こういう方にこそ
「愛してるよ~♡」 っていう表現は
許されるのかもしれません。
「わきまえている人」があえてそう言うのであれば、
神様もにっこり笑って応えてくれるような氣がします。
要は、上っ面の問題じゃないんですよね。
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