本文では、あまり用語説明はせずに書き進めていきます。
こちらの記事を、適宜、参考にしてもらえれば幸いです![]()
【
以下は、平成28年初夏の頃のお話しです】
実はお遍路を打つのに、
服装や持ち物に決まりはないんです。
でもやっぱり、お大師さんとともに霊場を巡るのだという心が少しでもあれば、
自然と、相応の形を整えたくなるもの
。
お遍路用品の多くは、全国各地の仏具店をはじめ、
四国の各札所の売店や、門前のお店でも入手できますが、
巡礼さん御用達のネットショップでまとめ買いすると、
かなりリーズナブルに揃えられますよ![]()
私がお世話になったお店はこちら。
「お遍路入門セット」などもあるので、
すごく選びやすかったです。
お遍路一年生に必要な情報も
コンパクトにまとまってますよ![]()
用意したものリスト
<お遍路用品>
・金剛杖・杖袋・白衣(びゃくえ)
・竹笠・勤行本(経本)
・輪袈裟・念珠(真言宗用)
・納経帳・納札
・山谷袋(ずた袋)・線香、ローソク
・持鈴
・歩き遍路ガイドブック2冊
白衣と竹笠、山谷袋は無地のバージョンと、
お遍路用のものがあります。
お遍路用の道具には「南大師遍照金剛」や
「同行二人」の文字が入ります。
私は竹傘と山谷袋は無地にしたんですが、
白衣だけはお遍路バージョンにしました。
背中に、弥勒菩薩を表わす梵字と
「南無大師遍照金剛」の文字が入ります。
そう、これはお遍路さんの死装束。
逆打ち伝説の衛門三郎のように、
たとえ旅の途中で行き倒れても、
お大師様に見守られて無事に成仏できますように。
このお遍路さん用の白衣、絶対着た方がいいです![]()
特に女性一人旅のお遍路さんには、マストだと思います。
この白衣を着ているおかげだ~って思ったことが、
旅の中で何度もあったんです。
ちなみに宿で眠る時、頭の上にこの白衣を吊るしておくと、魔除けの効果もありますよ。
竹傘の内側です。
昔は菅の傘でしたが、材料が希少になったため、
最近は竹製の傘が主流なんだそうです。
ガスコンロの五徳みたいな構造になってて、頭上に空間があるから蒸れないし、とても快適なのです。
私は帽子が大の苦手なのですが、
この傘だけはすごく気に入りました![]()
おでこが当たる部分は、そのままだと痛くなっちゃうので、
着物の着付けに使う紐を巻き付けて、
当たりを柔らかくしました。
<その他の荷物>
・登山用リュック・夏登山用ズボン
・Tシャツ2枚・洗面用具・日焼け止め
・下着1セット(靴下は登山用を2組)
・雨具(ポンチョ)・絆創膏
・テーピング用品 ・折り畳み物干しハンガー
・はさみ・虫よけ・塗り薬・胃腸薬
・ハンドタオル・財布・携帯電話
・iPad ・充電器
・御朱印帳 ・スケジュール帳
他にもなにかあったかな??
…これプラス、常に500mlペットボトル2本を携行していたので、
たったこれだけでも軽く12~13㎏は超えちゃうんです![]()
こんないで立ちで旅してました
旅立ちの日がきまり、
必要な品も揃えました。
出発の2週間前には高野山にて、
遍路に出る旨の報告とご加護を願い、
いただいてきたお守りを杖袋に結わえて準備万端![]()
さあ、いよいよ出発です![]()
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神社大好き女子の会LINE公式へようこそ!
※当方は、車の運転ができません。
ですので、お車でご来島される方、自力で待ち合わせ場所まで来れる方に限らせていただいております。
沼島のガイドの場合は、淡路島側の土生港で待ち合わせになります。



