手水の使い方とか、
鈴をならしてお賽銭をあげて、
二礼二拍手、住所・名前・生年月日を言って、
「お願いごと」ではなく「決意表明」を!
…などなどと聞いたこと、ありませんか?
私も、鳥居をくぐるところから、手水、参拝、
でも、
やむなく参道の真ん中付近を通ってしまっては気になったり、
住所などを言い忘れたり、
決意表明をうまく言えなかったり、
祝詞をド忘れしてやり直したりと、
いろいろ気にしながら参拝することも多いのです。(>_<)
そして、そういうふうに「頑張って」参拝した時って、
大抵しっくりこないんですよね。(^▽^;)
「いい参拝ができたなぁ。
作法=型を間違うことなく、又は間違いが気にならず
(そんな時もあります。
スムーズに参拝できた時なんです。
ここで大事なのは、
間違えなかったということではなく、
「スムーズに」できた、ということ。
もちろん、型はとても大事です。
型は遠い祖先から脈々と受け継がれてきた叡智そのもの。
意味はわからずとも、パワーが宿ります。
何も考えずとも、自然に身体が動くほど、
型が身につくのが一番です。
でも、極論を承知で言うなら、
「次は、どうするんだっけ?」とか、
「あ、忘れてた!」、「あ、
などと気にするぐらいなら、
「細かいことは気にしない~」ぐらいの気持ちで、
ただただ、
「神さまありがとうございます、大好きです♪」
神さまと深くつながれて、
ご神域の恵みもたっぷりと受け取れるでしょう。
第一、そういう感謝の思いがあれば、
作法を知らなくても
そうそう礼を失するようなことなど、しないはず、ですよね…?
(※ もちろん作法が身についていれば、それが一番ですよ~!)
境内に満ちる空気、渡る風、
木々のざわめきや緑の香り、鳥の声…
心静かに、身体全体で感じながら、
拝殿、本殿の前に進んだら、気がかりは横に置いといて、
感謝の気持ちで二拝二拍手一拝を。
それだけできっと、
とても清々しく、心が晴れ渡りますよ ^-^
