小さな街 | 音楽的間食

小さな街

ツイッターの使い方を変えた。


以前はライブハウス界隈のアーティストやここアメブロで繋がった人など、
いわゆる「リアル」の延長に在ったんだけど(まぁ今もそれはそれで変わらず)、


なんかこう膠着してるような気がしてさぁ


最近は全く未知だけどロックを中心とした音楽が好きな人をわーっとフォローしてる。
「今どきの人たちはどんな音楽を聴いてるのかな」っていう興味。


そしてこれが中々面白い。

メジャーの中にあっても人気のバンドというのがある程度在って、その傾向というか人気度がとても興味深い。
(僕が使う「メジャー」とは日本レコード協会加盟会社から音源をリリースしているという意味)


殆どが高校生たちなのでライブハウスにポンポン行けるようなシーンのみんなじゃないんだけど、
僕らの知るインディーズを知っていたり、動画を教えてあげると好感触な反応があったりする。


彼ら彼女たちは、彼ら彼女たちの情報網の中で音楽を探していて、
僕ら以上に好奇心旺盛で、佳い音楽にアンテナを張っているんだよね。


今はインターネットが標準的に転がっているし、
高校生の殆どが携帯電話やスマホで常時音楽情報を入手できる状況。
正直、彼ら彼女たちの情報の拡散性というか伝播速度はどの世代よりも強力だと思う。


考えてみれば、自分たちも中高校生の頃にロックの洗礼を受けてのめっていったかと。


「CDが売れなくなった」と時おり話題になるけど、
ロックやCD産業が勃興して浸透したピークの80年代から比べると18歳以下の若年層の人口は2000万人から半分の1000万人になってるんだよ現代。


それでもロックに対する興味は変化しながらも脈々と有るし、
その層にどうやって自分たちの音楽を届けるのかはアーティストにとってとても重要なことだと思う。


・・・
千人もの高校生たちがTLに居ると自分の視野がいかに狭かったのか思い知る。
センシティブで明朗で悩みを抱えて音楽に救われている彼ら彼女たち。


渋谷の雑踏みたいでウザそうだと思う?全国各地の色んなタイプのみんなだからそんなことないんだ不思議と。
僕は彼ら彼女たちから色々学べて愉快。