惚れ込み度 | 音楽的間食

惚れ込み度

音楽の好みというかFavorite Artistというのはその音楽性というよりも、
聴き入った(いる)頃の自身と共に歩んだ実感があることで決まるような気がする。


多感な頃に感性を刺激され、直感的に惚れ込んで、苦楽を一緒に過ごしてくれたArtist。

それは誰になんと言われようと神聖な存在であり、形容する上手い言葉が見当たらない。



世間では「リアルタイム」という言葉を使ったりする。
「サザンは俺のリアルタイムだからね。」と


言葉遊び的に言わせてもらえば、否定はしないけれど、
少しばかり短絡的な印象を持たざるを得ないし、
ファンやミーハーというよりも「詳しい」に近い気がする。
リアルタイムだからファンだという起因にはなるけれど・・・


もう少しvividで崇高(笑)な言葉ないだろうか。


なんかないかな・・・アーティストと時代を並走するファンを表現する上手い言葉。


・・・つまり一方的にせよ「一緒に人生歩んで」支えられてきた音楽。
一時代的であってもその時期を共に過ごして精神形成に間違いなく影響した(いる)音楽。
そしてその音楽が今も好きであるということ。


ユングの言うところのシンクロニシティの意味を正しく含んでいれば
synchronize という言葉が近いか・・・


いつも思う。

「彼らが私の○○です!」

ときっぱり表現できる言葉ないものかと・・・