今回はバロック・ドイツ編。バッハとかヘンデルなどの大物はなかなか書き始めが難しい(ー`´ー)。ということで、手始めにテレマン。ピオラ弾きでこの人の名前を知らなかったらモグリと言われても仕方がないかも。でもこの話は後に回して今回はピアノ曲。

 

日本ではどのくらいピアノ曲の作曲家としてのテレマンの名は認知されているのだろうか。少なくとも私は知らなかった( ̄_ ̄ 。ビオラを弾くのでビオラコンチェルトのことは当然知っている。この曲は世界的に有名と言っても過言ではないと思う(ただし、極小のビオラワールドの中で)。けれど、ピアノ曲があることなどは全く知らず。

 

ではなぜこのことを知ったかというと、グレードテストで生徒に与える曲を探すために概要を見ていて発見したのだ。テレマンならハズレはないかなと思い、早速楽譜を購入。ショット版しかないのか、ここの版しか概要には記載されていなかった。表紙はこんな感じ。

 

 

 

どの曲も一見簡単そうに見えるが、ちゃんと音楽的に弾きこなすとなると少なくとも中の上レベルは必要かと。ちなみに、14才の男子生徒がこの曲で今年のグレードテストを受け(レベル8/10)、高評価をいただきましたヽ(^◇^*)/  よくやった、K君。君は私の誇りだ (日本語では馴染みのない表現だが、英語だとよく使う)。

 

選んだ曲は5番のへ長調。弾いているとだんだん楽しくなってくる曲(Kirsche 比)。ということで、ちょっとだけチラ見サービス! 

 

 

見た目はヘンデルと似ているけど、ヘンデルの方がもっと技術的にも難しい気がする。機会があったらぜひこの曲だけでなく他の曲も聴いてみて欲しいです(^ー^)ノ 宜しかったら生徒さんたちにも紹介してあげてください(=^_^=)