コロナのせいで一切の活動が無くなった2020年。ピアノのレッスンもオケの活動も去年の3月以降再開していない。そのおかげで、練習する代わりにYoutube 動画を見始めた。見すぎた為に、今度は親指の腱鞘炎になった大バカ者は何を隠そうこの私、Kirsche でございます( --   --  ) 因みに今はリハビリ中。

 

今年になってから見始めた動画。一人の作曲家の人生を簡単に紹介したもので、20分程度に収めている。勿論有名な曲の一部が流れながら。ピアノやオケ活動をしている者にとっては目新しいものではないが、知らなかったエピソードなどが聞けるので最近よく観ている。

 

この方の動画を観て曲を聴いていると、そういえば・・・と曲にまつわるちょっとした小話が、眠っていた記憶から引き出されてくることに気が付いた。大した話ではないし、私個人の昔の記憶である。特に価値があるわけではないが、将来、何かのついでにブログを見たときに「そういえばこんなことあったっけ」とまた楽しめるように、このシリーズを書いていこうと思いついた次第であります。

 

まずはバロック。

 

バロック音楽が大大大好き(^^♪ これは昔から。ピアノを初めとして楽器奏者はほぼほぼロマンティック音楽を好むのではないだろうか。私としても別に嫌いではないが、メロディよりもどちらかというとハーモニーの方が好き(^-^)/

 

バロックにはイタリア派、ドイツ派、フランス派があるが、フレンチはあまり聴いた事がなかった。ピアノを再開してからラモーとかクープランなどを聴いたり弾いたりした。

 

ラモーはタイトルが面白い。「めんどり」とか「エジプトの女」とか。弾いていて思ったが、フレンチバロックはハープシコードで弾いた方がいいのかなと(´~`)

 

クープランに至っては名前も知らなかった。カリフォルニアに住み始めた2000年頃、車に乗っている間はずっとラジオでクラシック専門チャンネルを聴いていた。このチャンネルが扱う曲は広範囲で、日本では聴いた事がないような曲もバンバン流してくれる。曲の前後で軽く解説が入る。

 

そんなある日、すごく綺麗だけどポップな曲が流れたことがある。なぜにクラシックチャンネルでポップ❓と思い、あとで調べたらクープランというフレンチバロックの作曲家が書いた"Les Barricades Mysterieuses" だと判明。フランス語は全くわからないので和訳できないが、バリケードとミステリー(ミステリアス?)ではないかと推測。

 

早速楽譜を買う。多分楽譜とかは日本で買うよりは安いと思う。ただ、ミスプリがあったりとか問題もあることも多いのだが・・・。

 

ちなみに1ページ目がこちら。

 

 

今まで生徒にこの曲を与えたのは1人か2人。声部が多いしリズムはシンコペーションが続くし、ある程度以上の譜読みの力と理解力が無いとなかなか難しいと思う。でも慣れれば案外スムーズに弾けるようになる。

 

ご興味がありましたら是非一度お聴きになることをお勧めします♪d(⌒〇⌒)b♪

クラシック初心者でも気楽に楽しめる一曲かと思います。