14日土曜日のアカデミーの発表会が終わり、今学期のオフィシャルイベントは全て無事終了。来週からは夏休みに入る。とは言え、レッスン自体は通常通りではあるが(^^;)


土曜日、第一部が9時スタート、第二部が10時10分スタートということで、私の生徒達はこのいずれかに参加する。この日はロデオのパレードと日程がぶつかったとかでメイン道路があちこち閉鎖され、駐車スペースも元々路上しかないため、9時スタートとはいえ8時半には来るようにとのお達しがあった。実際、私たちは8時半くらいに到着したが、もう既に会場である教会の側の道路はほぼ満車。でもなんとか近くのスペースを確保。

第一部は幼稚園から小学校低学年を集めての発表会。なので人数の割にはあっという間に終わる。バイオリンの生徒達との合同だ。

初めの方に出てきた小さい男の子(写真左。小さ過ぎて見えないかも)。なんと3歳半とか。
持っているバイオリンはものすごく小さくてほとんどおもちゃのよう。
あれが16分の1バイオリンなのだろうか。

バイオリンの先生によると、チューニングが大変だとか。まだ小さいのでペグが回せないようだ。
しかも楽器やペグが小さ過ぎて先生がチューニングするとなると別の意味で大変らしいし。因に先生は大柄の恰幅のよい女性である(女性に使う形容詞ではないが)。


初心者達はそれなりに頑張って弾いてくれた。一人は完璧に暗譜もして弾いてくれた。この子は随分とてこずらされた子なのでここまで来てくれたことがとても嬉しかった。このまま頑張ってほしいところだが、夏休み中はレッスンには来ない。秋に戻ってくるかどうかも何とも言えないが・・・。

レバノン人の姉妹には、今回少し難しめの曲を夫々与えた。妹の方は使っているのはレベル1のレッスンブックで、そこから選んだのは「眠れる森の美女」。ディズニー映画でもおなじみだけあって、この曲は人気。実はもう一人この曲を弾いたのだが、一部と二部だったのでお互いに聴かずにすんだ。

そしてもう一曲はテュルクという人の「ワルツ」。長さ的には1ベージしかないこの曲に手こずる、手こずる。確かにテクニック的にも使っているレッスンブックよりはるかに難しい曲ではあるが・・・。

元々、譜読みは遅いし、読んでから音を取るのに時間がかかるし、鍵盤上での音の位置を把握していないので手を見ないと弾けない、などいろいろ問題があった。なので1ヶ月くらい前まではとにかく遅々として進まず、もし5月末までに希望が見えなければ1曲だけにしようと思っていたが、この少し前くらいから急に弾けてくるようになった。本人も練習したと毎週のように言っていたし。その頃はたどたどしかったが、それでも随分と滑らかに弾けてくるようになったので勿論発表会で弾かせた。

後日談があって、もう2週間くらい前になったときにだいたい弾けるようになっていたので、中断していたレッスンブックの方も少しずつ進めた。驚いたことに、今までこのレッスンブックでさえも手こずっていたのに初見でもなんとか弾けるようになっていた∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。本人曰く「簡単な感じがする(*^▽^*)」

たった1曲ではあるが2、3ヶ月集中して頑張った結果、明らかにいろいろな面で上達したのが見て取れる。それまでに散々苦労していたのが嘘のよう。これだけでこんなに一気に上達するとは思わなかっただけに、感無量である(T_T)

姉貴はアスリートでバスケだバレーボールだと活動が活発で、試合や練習があるからと休むことが多かった今学期。先月で全てそれらの予定は終了し、それからはピアノ一筋で頑張ってくれた。彼女には2曲とも少々難し目の曲を与えてみたが、結果として彼女も堂々と2曲とも発表会で弾くことが出来た。

本当にみんなお疲れ様。みんなこの半年でかなり上達してくれたのでとても嬉しい
o(〃^▽^〃)o

自分の教室でもアカデミーでも、良い生徒達に恵まれて幸せ一杯のKirscheであった(≡^∇^≡)

終わり



追加写真


← 今回かからアカデミーの生徒達が他楽器の生徒達の伴奏も担当するというシステムが始まった。いいアイデアだとは思うが、もう少しソロを聞くということも学んで欲しいなぁ(^^ゞ

 


これがグループレッスンの生徒達。そこそこのレベルになってくるとアンサンブルの上手さが引き立ちますな(^^)