別名「今日のダメ出し」のお時間がやってまいりました。今日もまたベートーヴェンとバッハとショパンです。

ベートーヴェンの「テンペスト」の2、3楽章、来週の土曜日の発表会に向けて練習はしていますが、未だにパッとしません。録音したものを聴いてみても、何と言うか「ふーん」( ──__──) という感想しか出てきません。

2楽章に関しては先生からは特に何も言われませんでした。ただ、フレーズを強調しようとするあまり、頭にアクセントが付いてしまうところが多々あるとのこと。今日も録音してチェックしてみようと思います。自分ではそう感じたことはなかったのですが、先生レベルが聴くとアクセント、と認識されるようです。

今頃言うのもなんですが、とても手応えのない曲です。そろそろ「うん、これ」(●^o^●)v という感じが欲しいところです。


Kirscheのブログ 3楽章は右手と左手の掛け合い(特に写真左下の3小節)が、ところどころうまくはまってないことを指摘され、その他には全体的に動と静の区別が必要、とのこと。

弾いているうちに必死になってしまうので(余裕がない証拠)、どうしても演奏自体が突っ走るだけ、のようになってしまうのかもしれません。

結局のところ、精神的余裕の無い演奏で必死さだけが聴く方に伝わるため、「ふーん」という感想しか出てこない演奏になっていると思われますo( _ _ )o

解決策としては「弾き込むしかない」のでしょうが、他に何かいい手だてはないですかねぇ(そうやってすぐ手を抜こうとするから弾けないんだ( ̄へ  ̄ 凸←陰の声)。

実は今日の午前中、同業友人の家に定例トレーニングに行ってきました。「今日」という言葉が乱用されていますが、レッスン日は木曜日、今の時点で昨日です。友人宅に行くのは金曜日です。

友人も別の先生についてまして、明日が発表会です。彼女は先週のトレーニングの時に発表会の曲を弾いてくれました。ショパンの・・・・

ショパンの・・・・ (  ゚ ▽ ゚ ;)


・・・ ( ──__──)


・・ ( ̄ー ̄;


・ (_ _;)。。。


何だっけ?結構有名な曲なんだけど・・・。忘れました。とにかく小品です。で、今週は私が弾かさせてもらいました。聴衆は彼女といつものアメリカ人の、歌の上手なおばさまです。

人が聴いてると思うせいか、ところどころ集中力が途切れることがわかりました。そのせいでひっかかったり、つっかかったり、一瞬頭真っ白で0.01秒くらい止まったり、いろいろ事故が起きました。

これはやっぱり弾き込みが足りない証拠だと思いました。でも・・・ずっと弾いてると(通しではなく)飽きちゃうんですね(そんなこと言ってる場合なのか?(  ̄っ ̄))。仕方がありません。心を鬼にして弾きこまないといけないようです(「心を鬼にして」の使い方が間違ってるぞ(;¬ ¬))。


さて,バッハ。
 

Kirscheのブログ


先週に続き「ジーグ」。私の小心ぶりがわかってしまう弾き方をしてしまいました。右手のタラ、タラの音を外したくないことと、小さい音で弾くことに注意がいくあまり、全てレガートで弾いてしまうんです。

曲の性質から言って、ここは弾む感じ(デタッチで弾く)でないといけないのに、です。弾いただけで何を企んでるか、すべてお見通しです。怖い世界です( ──__──)


Kirscheのブログ その後は久々に「メヌエット」を見てもらいました。始まって5小節目で自爆しました。

この曲は1曲目から4曲目までに比べて、弾きにくいとは思ってました。なので、手を変え品を変え、いろいろな運指を試してみたのですが、これといった方法が見つからず( ̄へ ̄|||)

思い切って弾きにくいことを伝えました。そして、また、指番号を振ってもらいました。自分が書いたところは結構直されましたね。

パッセージによっては、ここはこの運指しかない、というものがあります。そこはわかっていても、その前からそこに持ってくるためにはどうしたらいいか、がなかなか ・・・(○ ̄ ~  ̄○;)

例えて言うと、答えはわかってるが、その式からどうやったらこの答えが出るかがわからない、といった感じです。そんな摩訶不思議なことは数学の世界ではありえないでしょうけれど、音楽の世界ではあり得るのです( ̄ー ̄)(←やっと出番が)

バッハの曲は、運指を変えて弾きやすくなったからと言ってすぐ弾けるわけではありません。そこがバッハ先生の怖いところ(^^ゞ

先生のつけてくれた運指と自分のを比べると明らかな違いが有ります。それは、先生はまんべんなく全ての指を効率的に、しかも最小の動き(親指のくぐり等)で無駄無く考えられています。

それに比べて私のは、「いかに自分にとって弾きやすいか」を主として考えられています。というか、指の組み合わせによっては実は苦手な運指があったりするんです。3・4とか4・5とか5・2とか4・2(指が広かる場合)等等、使い勝手が今ひとつで(_ _;)。。。

そういうこともあって、教えてもらった運指が必ずしもいつもやりやすいわけでなく、それ用の練習が必要となるんです( ̄ー ̄)(←だから威張れないってば)


最後はショパン。先週はうまくいっていたのに、今週は・・・。3歩進んで8歩後退した気分です((((_▲_|||))))

「前よりひどくなっている。どういう練習したの?( ̄∩ ̄#」とまで訊かれました。だからこうこうこうで、と説明しましたが、「練習しても効果が出ていない」ときっぱり言われた上に

「速い曲を遅いテンポで練習しても、やり方が間違っていると速いテンポで弾けないこともある。ちゃんと速いテンポで弾けるような練習を遅いテンポでやるものだ 」

随分前にもそんなこと言われたような・・・(・へ・;;)。あれはシューマンのソナタかブラームスやってた時か?(←忘れてたらしい)

またゆっくりテンポからやり直しだけど・・・正直、もうその練習、最初の頃にさんざんやったんで飽きちゃったんですが( ̄▽ ̄;)

ああ、道のりは遠い・・・