久しぶりに晴天の一日、入院していた母が、やっと退院できました。
3/13からだから、2週間の入院となりました。
病室のあるエレベーターホールへ迎えに行って、しばらく待ちます。
いろいろな書類にサインして、やっと母が車いすでやってきました。
棒の方に細くなった母の足。。ちょっと悲しくなります。
相変わらず、わかっていなさそうです。「どちら様?」と聞かれるので
「あなたの娘よ!」と耳元で大声で叫ぶ。「あの人は?」と夫を指さす。
「●●さんよ!」と、また叫ぶ。「顔は覚えているよ。名前が出なかった。」と母。
最後に息子を見つけ、「あれは誰?」と尋ねてくる。たまりかねた息子は、母に近づき
耳元で大声で、「●●です!あなたの孫です!」と叫ぶ。少し考えて、私の方を向き、
「あなたが娘、あの人が●●さん、そしてこれが孫!」と確認するように言ってくる。
「そうよ!そうなのよ!」と答えると、満面の笑みで両手を上げて「ばんざーい!!」と
叫んでいる。自分の遺伝子が伝わったという喜びなのか。。ともかくご機嫌で退院となりました。
意味が分かっているかは不明。でも嬉しそうでした。お別れの時には、私たちと握手して、
「頑張りなさい!!」と言ってる。胸に刺さります。半分以上ボケているにもかかわらず、エールを送ってくれています。
頑張ろうと思います。できるだけ会いに行こうと思います。たくさん握手して、たくさん話して、家族の写真も持って行ってと思います。
お母さん、有難う。
今年は、桜が遅いですね。雨ばかりでへこんでいましたが、母にがんばれと言われたので、頑張れそうです!
画像は今年のミモザと去年の今頃の雪柳です。