1957年5月18日、具志堅宗精が中心となり、戦後沖縄の経済復興には第二次産業を興さなければ、との創業理念をもとに、資本金B軍票5千万円で設立。
1958年11月に名護工場が完成し、翌年2月から、工場長以下約30名の従業員によって仕込み、操業が開始された。沖縄での初のビール造りは予想以上に苦難を強いられたが、技術者の努力と熱意により昼夜を問わない製造が行われた。
発売も間近になった頃、一般公募によりビール名が募集され、南国のイメージを象徴する「オリオン」が選ばれ、会社名もオリオンビールとなった。そして5月16日、初出荷が盛大なセレモニーとともに行われ、ビール3800ケースを満載した10数台のトラックが工場の前に並ぶと花火が打ち上げられ、万歳の嵐の中、沖縄初のビールは全島に向けて出発した。