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映画ノススメ >>>FILM5

MUNICH

06年 スティーヴン・スピルバーグ監督

ミュンヘン(公式HPはこちら)

1972年、ミュンヘンオリンピックで、パレスチナテロリスト(黒い9月)により、イスラエル選手団11人が殺される。

イスラエルは報復として、テロを指揮・関係した11人の暗殺を計画。

国のため、命令を受けたアヴナー率いる5人が、一人一人テロ関係者を暗殺していく・・・。

 

事実を元にした作品。

 

スピルバーグ作品というと、ファミリー向け大衆娯楽商業映画というイメージがよくあるんですが、「プライベート・ライアン」を観た時、衝撃でした

あの、これでもかと戦争の悲惨さを生々しく描いた映画をオィラは初めて観ました。

スピルバーグってやっぱスゲ-監督なんだぬって見直したものです

 

「ミュンヘン」は・・スピルバーグ最新作と聞き、「マイノリティー・リポート」(大衆娯楽商業映画。無論、映画館では観てない)の件もあり、映画館まで行って観ようか、ためらっていました。

ある番組でミュンヘンプライベート・ライアン以上の衝撃と緊張感の連続」と言っていたので、「こりゃ、観るっきゃねへ」ってことになり、映画館へ足を運びました。

 

う~む・・、「プライベート・ライアン」ほどの衝撃・緊張感はありませんでした

でも、観ていて考えさせられる作品。

 

例えば、私達からすると戦争相手敵であり悪。でも、向こうからしてみれば私達も、敵であり悪なんですよね。

 

報復・報復・また報復・・・・・・・・・・・・

 

自国では正義・英雄扱いだけど、普通に考えてただの大量殺人ですよ、こりゃぁ

国・血が違うだけで、ここまで人は残酷になれるんですね。

 

≪多少ネタバレ注意!≫

スピルバーグのいやらしい演出。

最後のシーンで、遠くにさり気なくそびえる貿易センタービルが印象的

これが、のちのち『9.11テロ』に繋がっていくんですよね・・

 

100%断言できるな

「人類が滅亡しない限り戦争はなくならない」

 

 

いつになくマジメな

広報部 モンキー・マジック