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CYCLOPS CUSTOMのブログ

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久しぶりの更新になってしまいました。
ネタは有るのですが、記事を書く余裕がありません。
 
オーリンズ正立フォークのセットアップの依頼を頂きました。
 
ホイールのセットアップ、キャリパーサポート製作、フェンダーステー製作です。
 
今後に活かせるように、厳密に採寸しました。
お蔭様で寸法も完全に掌握!
左右のオフセットが違うのには少々、驚きましたが、汎用性を追及した結果なのでしょうか。
 
色々な仕事を頂く事で、貴重なデータが蓄積されていきます。
簡単に買える部品ではないので、お客様には本当に感謝しております。
 
付属のフェンダーステーは総削りですが、何とも味気ない物ですね。
せっかくなので、凝った物を作ってみようと思います。(また凝り過ぎちゃうかも・・・)
たかが、フェンダーステーですが、小さい部分に拘ると、車両全体が引き締まると思います。
 
一流プロショップからの御依頼なので、お店の名に恥じない製品を作ります。
 
完成画像はUPしませんが、CB好きなら見て頂く機会もあるかもしれません。
 
 
 
 
 
 
AHMのロゴを作成しています。
 
まずは、この画像をCADに取り込みます。
コレクションホールのお姉さんに撮ってもらった画像です。
イメージ 1
 
 
取り込むと、こんな感じになります。
イメージ 2
 
ヘロヘロな線です。
光の加減などで精度が変わります。
コントラストがはっきりしている物だと、もっと綺麗に取り込めます。
ステッカーなどをスキャニングするのがベストです。
イメージ 3
真っ直ぐに並べ替えて、ヘロヘロの文字を清書します。
適当なフォントが見つからないので、全て図形の線で書き直します。
この時点で、正確な直線と曲線に直しておくと、後の切削プログラムが楽になります。
 
 
 
 
 
イメージ 4
また、円弧に配列し直します。
 
 
 
 
あらかじめ描いておいたカバーにロゴを載せます。
 
イメージ 5
良い感じです。
一番上の画像と比べてみて下さい。
SPECIAL PLOJECTS の文字は少し大きくしたけど、これでも削るのは大変そうです。
 
2次元の図面が描き上がったので、次は3次元でモデリングです。
 
モテギのお姉さんとすばらしいアドバイスをくれたNさんに感謝!
どうも有り難うございました。
 
本日はHIKARUさんが遊びに来て下さいました。
いつかお会いしたいと思っていた方なので、嬉しいサプライズです。
CB-FOCの南関東支部長様です。
 
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黒スペンサー カッコいいッス。
車高が高めで、とても大きく見えます。
 
 
拘りのワンオフパーツ満載です。
イメージ 2
BIG1のフォークにRC30のフェンダーを合わせると、タイヤとの隙間が気になりますが、
フェンダーの取り付け部分を盛り上げて、タイヤとの隙間を狭くしています。
職人技です。
 
このスイングアームのベースは何かわかりますか?
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CBR750のスイングアームを大改造してあります。
力作です。凄い!
 
RC30のステップバーも好みの部品です。
 
現在、製作中のCB900Fのタジマさんとは師弟関係だそうです。
いろいろ、楽しいお話を聞かせて頂きました。
 
ガレージが近くにあるそうなので、気楽に遊びに来て下さい。
 
いつか、1100Rが復活したら、FOCのミーティングにお邪魔させて頂きます。
 
どうも有難うございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
山梨産様のニンジャもいよいよ最終回となりました。
 
仕事が忙しく、引き取りに来れない状況でしたので、作業は中断しておりました。
今週末には引き取れるという事なので、仕上げにかかります。
前回の記事は徹夜明けに書いたので、今回はきちんとレポートしましょう。
 
長すぎるネジはカット
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簡単にカットすると言っても、手間は掛かっています。
ネジ単体では旋盤でつかめないので、治具を作り、加工します。
 
サポート表面
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以前、作ったver1ですが、ストッパーをウイリーのスイングアームに合わせて作り直しました。
 
サポート裏面
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この二つの穴にストッパーの凸を差し込みます。
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このスイングアームの精度はグッド!
 
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こんな感じでスイングアームに保持されます。
チェーンアジャスターと連動していないので「なんちゃって耐久仕様」ですが、これだけでも整備性が良くなります。
 
アクスルシャフトはφ17からφ20に変更してあります。
ホイールベアリングは全て内径が大きい物に交換して、カラーは差込式に変更です。
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ブレーキホースは少し短い物に交換して下さい。
 
完成!
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カッコいいね
お引取り、お待ちしておりま~す。
 
 
申し送り
他社さんのクラッチレリーズが気になるのでばらしてみた。
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画像では分かり難いですが、内壁がしっかり削れているのでご臨終です・・・
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ピストンもご臨終でした・・・
 
 
 
 
4/29 本日はT ' s g a r a g e 1 9 6 8 様が御来店下さいました。
強風の中、わざわざ有難うございます。
 
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とても綺麗なRCです。
センス良くカスタムしてあります。
カラーリングはRDですね。
見た目以上に細かい部分にも手が入っており参考になりました。
 
ワンオフの打ち合わせです。
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ナビ対応のヒューズカバー作らせて頂きます。
以前からナビ用のカバーを作ろうと思っていたので、丁度良いタイミングでした。
 
弊社のヒューズカバーはアルミ削り出しなので純正のプラスチックよりも剛性があります。
重いナビを付けるには最高だと思います。
 
納期もたっぷり頂いたので、良い物が作れそうです。
楽しみにしてて下さい。
 
その他にもワンオフの依頼を頂きましたので、改めてご紹介させて頂きます。
 
話も盛り上がり、楽しいひとときでした。
また遊びに来て下さい。
どうも有難うございました。
 
 
 
 
オーナー様のご希望により、タイトルを
CB900F AHM SPECIAL PROJECTS
改め
CB900F DAYTONA RACER PROJECTS
に変更します
 
現在、サイドカバーは塗装中で、SUPER SPORT の文字をDAYTONA RACERに変更するみたいです。
楽しみですね。
 
 
FWSスイングアームの背面ジェネ仕様のデザインも取り入れようと思いましたが・・・
完全に82デイトナ仕様を目標にしなくちゃいけません。
 
ところで、「FWS背面ジェネ#19」 「ピエトリ背面ジェネ#88」 「81丸スイング#19」の3台はどこにあるのでしょうか?
まさか82デイトナの部品取りに・・・
情報求ム
 
 
さて本題です。
日曜日にツインリンクもてぎに行ってきました。
子供達をしっかり遊ばせてからコレクションホールに出陣
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やっと会えたよ
くれ!
 
手持ちの資料と比べると、随分レストアされて綺麗になっています。
ちょっとピカピカすぎて、カスタムバイクみたいです。
もうちょっと当時の雰囲気を残しても良かったのではと思いました。
 
 
 
変態的 情熱的に撮影すること数十分・・・
そんな姿を 哀れに ほほえましく思ったのか職員のお姉さんが
 
「モデラーさんですか?よろしければ、後ろ側をお撮りしますよ。」
 
「宜しくお願いしまーす。」
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グッジョブグッド!
サンキューお姉さん!
 
特別なので、普段はやらないそうです。
どうも有難うございます。
 
監視カメラで見られてたんだろうな。   恥ずかしい・・・
けして怪しい者ではありません。
 
撮影枚数はCBだけで175枚も撮りました。
 
 
1階では特別展示の 『RASHIN(裸身)』
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部品フェチは必見!!
ほんとに凄いです。
おかわり!
 
生々しいと言うか、エンジニアの情熱が伝わってきます。
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凄い迫力です。
 
RC211Vは洗練されすぎていて、市販車みたい。
F1も近年の車両はカーボンだらけでプラスチッキーでした。
 
 
沢山のデータが集ったので、仕事がはかどりそうです。
同時に悩みも増えましたが・・・
 
 
ココは何回来ても飽きないです。
〆はレーシングカート
楽しかった~。
 
 
 
設計を進めていると、写真ではわからない所がいくつも出てきます。
 
ほんのちょっとした部分なんですけどね。
この部品の裏側はどうなっているのか?
何ミリぐらいなのか?
 
想像で片付けてしまっても良い部分ですが・・・
それでは立派な変態さんにはなれません。
 
やっぱり実物があるなら見た方が良い。
 
という訳で、明日は出張で、モテギまで行って来ます。
 
 
イメージ 1
画像はコレクションホールのHPより借用
 
前回、行った時はCB750Fデイトナレーサーは展示しておらず、泣きながら帰ってきたので、
事前に展示してあるか電話したら、職員の方は走って確認してきてくれました。
RASHIN(裸身)の展示も楽しみです。
 
明日は開業してから初めてのお休みを頂きます。
よろしくお願いします。
 
 
 
車体編は編集中・・・
 
 
このCB900Fのカスタムコンセプトはスペンサーレプリカです。
可能な限り、アメホンのスーパーバイクに近づける事を目標にします。
 
ホイールは当然、ダイマグです。
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フロントはRGB500用の3.25-16 旧ダイマグ
リアはカタナ用の4.50-18 新ダイマグ
塗装はダイヤモンドコーティングの3分艶にする予定です。
 
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新型スパイダーは使わず、新規にハブを作ります。
もちろん、遊び心は忘れずに、凝った物にする予定です。
 
リアキャリパーはスポンドンが欲しい所ですが、APのCP2696を使います。
キャリパーサポートはアノ形状を再現します。
 
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フロントディスクは暫定ですが、GSX-R1100の純正を使います。
3本スリットの9ピンが良い雰囲気です。
今後、インナーもスペンサーレプリカに作り替えます。
 
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タイヤは新発売のダンロップ α-12です。
16インチだと130幅しか選べないですが、最新のタイヤが履けるのは嬉しいです。
 
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フロントフォークはアドバンテージショウワのRC30タイプ使います。
このフォークは92年に20本だけ生産された物です。
もちろん新品です。
 
塗装は落とした方が良いのでしょうが・・・
良い色ですねぇ マグブラウン
 
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このカバーを何とかして欲しい・・・
と言う事なので作り直します。
しかし、こっち側はハードルが高いですねぇ・・・
ジェネレーター側はなんとかなりそうです。
 
もちろん、AHM SPECIAL PROJECTS で行きますよ~。
 
車体編に続く・・・
 
 
 
 
 
 
ニンジャのクラッチレリーズを作りました。
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ワンオフ、フルオーダー仕様です。
クラッチを軽くする為というよりは、フィーリングUPが目的です。
 
シリンダーはA7075
ピストンはA2017です。
 
純正の鉄ピストンは容赦無くシリンダー壁面を削り取るので、実験的にシリンダーより柔らかい素材でピストンを作りました。
 
また、純正はシリンダーとピストンのクリアランスが大きすぎるので、ピストンが斜めにストロークしてしまいます。
これが、シリンダーの寿命を縮める原因だと思います。
 
依頼主のシリンダーはこんな感じで、ピストンが奥で引っかかる状態でした。
 
シリンダーとピストンのクリアランスを小さくして、斜めにストロークしないようにしました。
 
そして仕上げは
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ブレンボレーシング色の硬質潤滑アルマイトでつるつるです。
ピストンはシルバーの硬質潤滑アルマイトです。
 
プッシュロッドが当たる部分は近年のレリーズピストンと同様に硬球を圧入します。
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硬球の材質は高炭素クロム鋼 SUJ2 硬度は61~67HRCです。
焼きの入ったプッシュロッドに対応する為です。
 
しばらく走ってもらって、ピストンの磨耗状態を確認します。
 
樹脂のピストンも実験してみたいですね。
巷で話題の潤滑性のあるやつで。
凄く高いけど・・・
ドロドロでコリコリのチェーンはオイルマッサージでフニフニ
これで5馬力UP!
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長すぎるネジはカットしましょう。
どなたか短いボルトの部品番号を教えて下さい。
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落っこちませんよ。
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