今年58冊目読了。

なぜ、あなたの思考は現実化しないのか? [Kindle版]
久家 邦彦 (著)

★★★☆☆ 自分に自身が持てない方におすすめ

著者は日本現実化戦略研究所(まるげん)代表。ヘルスカウンセリング学会認定SAT上級コーチ、全日本感謝連盟会長、日本セレンディピティ協会理事長、第一期MB認定コーチ、ナポレオン・ヒル財団上級指導員。
あなたの“思考”を停止させるものの正体とは?「不安・怖れ・嫉妬・劣等感」などあなたの抱える問題を「感謝・希望・喜び・幸せ」に書き換える方法が本書のテーマ。

なぜ思考は現実化しないのか。
その大きな原因はそもそも出来ないと思い込んでいること。
出来ないと思い込むと行動する前から諦めてしまう。つまり挑戦せずに諦めていることが多いという。
人の行動に大切なものは下記の3つ。
 ・自分がやっていることや、やろうとしていることに心の底から価値を感じていること
 ・欲しいものを手に入れる方法を知っていること
 ・「できない」というマイナスの信念やマイナスの感情がないこと
マイナス感情を抱かないためにどうすれば良いのかというコツも解説されている。
これは自分でも試してみようと思った。

自分に自身が持てない方におすすめ。

【学びのポイント】
1)ゴールをやり遂げるまで続ける人は、たったの4%
 ・『思考は現実化する』(きこ書房刊)に興味深い話があります。
 ・著者であるナポレオン・ヒル博士が、3万人の男女に「人は何回挑戦したらあきらめるか?」という調査をした結果、平均1回以下という驚くべき結果が出ました。
 ・つまり多くの人は、行動する前に夢や願望、目標をあきらめていると言えます。
 ・別のデータを見てみましょう。あるセミナー主催者が、年収2500万円以上の保険セールスパーソンMDRT加入者を対象に調査を行いました。
 ・学んだことを実践する人は、20%。実践した人のなかでゴールをやり遂げるまで行動を続ける人は、そのなかの20%。
 ・つまり、ゴールをやり遂げるまで続ける人は、たったの4%だったのです。

2)人が行動力を発揮するときに必要な要素
 ・人が行動力を発揮するときに必要な要素が3つあります。それは次のものです。
  ①自分がやっていることや、やろうとしていることに心の底から価値を感じていること
  ②欲しいものを手に入れる方法を知っていること
  ③「できない」というマイナスの信念やマイナスの感情がないこと
 ・この3つの要素があれば、人は欲しいものを手に入れるためバイタリティを発揮します。自ら行動して、欲しいものを手に入れてしまいます。

3)「無力感」とは何か?
 ・ノミは、通常20センチの高さまでピョンピョン飛ぶと言います。
 ・そのノミを、高さ5センチのコップに入れてフタをすると、ノミはジャンプするたびに頭をコップのフタにぶつけます。
 ・その状態のまま何日間か放っておくと、興味深いことが起こります。
 ・数日後、ノミをコップから出すと、ノミはそのコップのフタの高さ、つまり5センチ以上飛ばなくなってしまうのです。なぜでしょうか?
 ・それは、ノミの心の内に「これ以上は、飛べないという限界」、つまり「心の壁」ができるからです。この現象を「無力感」と言います。
 ・私たち人間にも、これと似たようなことが起こります。
 ・たとえば、まわりの人の言葉や意見にいつも流されている人がいたとします。
 ・すると、やりたいことがあっても、まわりの人から「そんなのできるわけがない」と言われると簡単にあきらめてしまいます。
 ・何かやりたいことが、心に浮かんだときに、「自分には無理」「できない」「お金がない」「時間がない」「今じゃない」と、知らず知らずに行動にブレーキがかかります。
 ・これは、マイナスの信念があったり、感情にブレーキがかかっている証拠です。
 ・しかし、この「ノミのジャンプ」の話で大切なのはここからです。
 ・5センチしか飛べなくなったノミは、どうしたら心の壁を乗り越えて、もとのように20センチ飛べる元気なスーパージャンパーに戻れるのでしょうか?  方法は簡単です。
 ・「5センチしか飛べなくなったノミ」の隣に「20センチ飛べる元気なノミ」を持ってきて、ピョンピョン飛んでいるところを見せるのです。
 ・すると、5センチしか飛べなくなっていたノミは徐々に元気になり、ついには20センチの高さまで飛べるようになるのです。
 ・これは人間も同じです。その分野で一流の人と一緒にいてその人の真似をすると、知恵やノウハウなどの「形式知」だけでなく、感覚や感情などの「暗黙知」が移るのです。

4)マイナス言葉をなくすには?
 ・マイナス言葉の習慣化、これほど危険なものはありません。
 ・ですから、まず「マイナス言葉のパターン」を認識するのです。
 ・具体的に方法をお伝えしましょう。やり方は簡単。
 ・自ら「力を奪うマイナス言葉」を使った場合、自分に合図を送る仕組みを作るのです。
 ・この合図は、輪ゴムを手首につけておいて、マイナスの言葉を使ったら、輪ゴムでパチンと自分に合図を送るというもの。
 ・輪ゴムでなくても何か自分に合図を送れるものであればかまいません。
 ・輪ゴムをパワーストーンに変えてもいいし、指をパチンと鳴らすという合図でもいいのです。
 ・たとえば、「何も希望が持てない」「疲れた」「何をやってもダメだ」などと口にしてしまったら、自分で手首に巻いている輪ゴムをパチンと鳴らして自分に合図する、これだけでいいのです。
 ・こうやって、自分が「マイナス言葉を言っている」とわかるように合図をすることで、自分自身の心のクセを認識することができます。

5)思考には感情が大きく影響している
 ・ある人が、落ち着いた雰囲気のレストランに行き、香草の香りがする大好きな料理を食べました。
 ・そこで、「すごくおいしくて雰囲気がいいお店があるよ」と言って友だちを誘ったとします。
 ・しかし、その友だちは「えっ? ここが?」と感じました。 なぜなら、薄暗い照明で、子どもの頃から大嫌いな香草の香りがしたからです。
 ・ここで質問があります。友だちは、「えっ? ここが?」と感じました。はたして、薄暗い照明の大嫌いな香草の香りがするそのレストランに、リピーターとして行くでしょうか?
 ・嫌いな雰囲気の店のリピーターになることは、まずないでしょう。
 ・つまり思考には、心の内にある、思い込みや固定観念と、そこで感じる「好き」「嫌い」「できる」「自信がない」「不安」などの感情が大きく影響しているのです。


なぜ、あなたの思考は現実化しないのか?
久家邦彦
フォレスト出版
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