今年7冊目読了。

 

あの同族企業はなぜすごい Kindle版
中沢康彦 (著)

 

★★★☆☆ ファミリービジネスの実体

 

著者は日本経済新聞社編集局企業報道部シニア・エディター。1966年新潟市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。毎日新聞社記者を経て日経BP社に入社。「日経ビジネス」記者、「日経トップリーダー」副編集長、日経電子版デスクなどを経て現職。ファミリービジネス学会所属。
事業を長期的な視点から見られるメリットがある一方、親族の不仲から泥沼の「お家騒動」が起きることもある同族経営。経営者や後継者をめぐるリアルなストーリーと最新のアカデミズムの知見により、同族経営の「本当の強さ」と課題を明らかにする。

(www.amazon.co.jpから引用)

 

「泥沼の対立」。同族企業をめぐる「事件」が起きたとき、「マネジメントの失敗は同族企業だから」と片付けられがちだ。
しかし、実体としては、同族企業が占める割合は世界的に見ても多い。
にも関わらず、イメージが先行し、フォーカスが当たらないのもいただけない。
総じて言えるのは、創業者一族という使命感を感じながら、志高い経営者は多いということだ。
若くから経営に関与しているという点においてもリーダーとして育っていく土壌があるということだろう。
また、海外においては、サラリーマン経営者だと何かあったら、逃げるかもしれないが、ファミリーは逃げないという印象を持つこともあるという。
つまり、ブランディングする上ではファミリービジネスが有利だということだ。
何かと逆風が吹いているファミリービジネスのように思えるが、その本質を考えるというも良いかもしれない。