筑波大学が放置自転車対策で全国初のICタグ導入
紛失や盗難への対応にも効果
キャンパス内に放置される大量の自転車に悩む各地の大学が、
あの手この手の対策を打ち出している。
鍵を握るのは、学生が入れ替わる春の卒業・入学シーズン。
4月6日に入学式が行われた茨城県つくば市の筑波大学では、
ICタグを使った登録制を導入して対策に躍起になっている。
筑波大では毎年、卒業生が置いていくなどした
放置自転車千数百台を撤去している。紛失や盗難も少なくないため、
大学側は2013年10月から、学内に乗り入れる自転車はICタグを貼る登録制とした。
車体にシールを貼るだけの登録制は他大学にもあるが、
ICタグ方式は全国初という。