気が付きゃ去年よりも更新頻度が下がったまんま、明日は11月。
中迫です。
僕にとって、ブログは大掃除みたいなもんで。
「よし、やるか!」と重い腰を上げないとなかなか書けないものなのです。
と、言い訳。
えーと、振り返るか。
7月と9月、本番がございました。
7月は、舞台に貢献するということはこういうことなのかも、という発見があった。
この気持ちは大切にしていきたいなあ、と思った。
お客さんの感動に、役者の自己顕示欲はいらない。
欲深いから、なかなか難しいけど。
9月は、楽しかった。
役者の楽しみなんか、お越し頂いたお客さんには関係ないんだけども。
そんな中で、課題も見えた。
エネルギーだけでは限界がある。
夏に二本やって思ったのは、
「個性」なんて言葉に甘えてた自分がいた。
技術にこそ、人は感動する。
もう、頑張りだけではどうにかならない。
今。
只今、12月公演『傀儡の夢』の稽古の中、
『かもめ』の稽古も始まり、
そして11月に朗読劇に出演させて頂くことになったので、その稽古もこれからぼちぼち。
傀儡やかもめの稽古で言われるのは、
「綺麗に、美しく」
ということ。
そんなことは今まで言われたことがなかった。
面白くねーから面白くしろ、とはよく言われるけど(笑)
悪戦苦闘の最中。
色んなものがとっちらかったまんま、勢いそのままにやってきたので、
そういうスタイリッシュ? なことは考えたことなかった。
今年に入ってから、
新しい、触れたことのない価値観に出会うことの毎日。
物事の見方、捉え方が変わってきた気がする。
相変わらず生き辛さは感じているが、
それでも、一時期のしんどさからは大分マシになった。
もっと、芯が欲しい。
どんな困難にも自分というものがぶれず、
立ち向かう勇気と、乗り越えれる自信が持てる芯が。
まだまだ。
まだまだ。