こんにちは。今回は、盛岡駅から10Km程のところにある「四十四田ダム」へポタした時のお話です。
先週の日曜日(4/15)、盛岡にもやっと春が来ました。
朝から青空が広がり、何といっても暖かい!!
これは自転車に乗ってどこかに行くしかないでしょう!!
ということで、盛岡の地図を見ていたら「四十四田ダム」という大きな湖を発見!!
迷わず行ってみることにした。
マンションを出てすぐの「開運橋」を盛岡駅方面に渡り、すぐの十字路を右折。
県道220号線を北上する。
目の前にはビルの間から、雪をかぶった岩手山がその存在感たっぷりに姿を現した。
岩手山を眺めながら、心地良い風を頬に受けながらペダルを漕ぐ。
もうなんとも言えない気持ちよさだ。
上堂というところから国道4号線に入る。
急に交通量が増えたため、慎重に走る。
近頃は昔と違って、自転車が車道を走ることが多くのドライバーに理解していただけるようになってきたため、クラクションを鳴らされることはほとんどなくなった。
実にありがたいことだ
でも、車のみなさんの迷惑にならないように道路わきを慎重に走る。
厨川駅を過ぎたところから左に分岐して間もなく、「四十四田ダム」の標識が出てきた。
その個所を右折するとなだらかな下りに入り、まもなく左側に大きなダム湖が現れ、その後方には岩手山が勇壮な姿を現した。
ダムを横切るようになっている道路を進んでいくと、ダムの表示がされている土手(?)があり、その上に展望台のようなところがあるようだ。
そこに自転車を担いで登ると、何とも言えないほどの景色が目の前に広がった。
岩手山の左側には、八幡平が綺麗に見える。
「絶景」とは、こんな景色のことをいうのだろうか?
正直、その美しさに言葉を失った!!といってもいいだろう。
その美しさに見とれていると、秋田から写真撮影に来られた方に話しかけられた。
その方のお話だと、岩手山の頂上付近に鷲が飛来しているような形が、今のこの雪解けの時期に現れるのだという。それで、岩手山は別名「巖鷲山(がんじゅさん)」と言われ、”いわわしやま”と呼ばれていたとのこと。「岩手」の音読みが”がんしゅ”と似ていることから転訛したのではないかとの話だった。
それでよく頂上付近を見てみたら、確かに鷲が羽を広げているように見えるではないか!!
いや~!!勉強になった
その方は、この鷲の形を撮影しに来られたとのことだった。
今日のこの予期せぬ素晴らしい出会いに、自転車オヤジは大感激~!!
画像をクリックして拡大してご覧下さい。
ついでに、岩手山とダムをバックにシャッターを押して頂いた
実は、私は学生時代に山岳部に所属していて、年末から年始にかけてこの岩手山に登ったことがあるんです。
その時、冬山で一番あってはならない雨が降り、一晩、雪解けの水の入った寝袋の中でビバーク(木の根っこの穴の中で過ごした)した経験があり、そんな意味ではこの岩手山には特別な想いがあるんです。
そんな昔の思い出にふけりながら、桜はまだだろうな?と思いつつ、次の場所、桜の名所である「高松の池」を目指した。
「高松の池」に到着。
天気も良く暖かい上に休日ということもあって、多くの家族連れや恋人たちで一杯だった。
岩手山もきれいに見える!!
桜の蕾と岩手山。
やはりまだだった。
蕾をアップで!!
やはり、ゴールデンウィークあたりに開花なんだろうか?
桜あ咲いたら、絶対にまた来ようと思う!!
今日は、わずか1時間半程度のポタリングだったけど、岩手山について新たな発見をさせてくれた方との素晴らしい出会いがあったし、久しぶりに暖かな風を全身に受けながら気持ちよく走れたので、私は大・大・大満足
[走行データ]
走行時間 : 1時間33分44秒
走行距離 : 25.11Km
平均速度 : 16.0Km/h
最高速度 : 40.9Km/h