読書95:わたしをみつけて。 | *quiet life*

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中脇初枝 著。




晴れ晴れとした気持ちになる読了感。




冷やかに物事を捉えていた看護師の主人公が

新たに出逢った人達に気持ちを救われて

血が通った生身の人間に変化してゆく感じが

ありありと表現されていた。





初めは

人の死をも業務の一環のように淡々とやり過ごし

自分の居場所を失わないために

自分を殺していい子に徹していた主人公。




でも

その『いい子』を見破ってくれた人と

信じてくれた人に出会って

看護師として

患者のための答えを見つけ出そうとして行く。




冷たいブルーな背景が

暖かなオレンジに変わっていくような感覚。




こんな看護師さん達が

本当に世の中に

当たり前のようにいてくれたら

患者としてこれほど心強いことはないよな。