湊かなえ 著。
同僚が殺害されたことで
周りの人間達の無責任な証言から
容疑者に仕立て上げられてしまった
一人の女の物語。
週刊誌の記者が
同僚、同級生、家族、故郷の人々の証言を聞く形で
物語は進んで行く。
結局
彼女を心から信じている者は皆無。
親をもってしても。
証言は更に
週刊誌により
卑しく脚色されてしまう。
これを目の当たりにしたら
人を信じられなくなるね、確実に。
まさに
『人を見たら敵と思え』ってやつ。
ネット社会を反映した作風なだけに
今のリアルがありありと伝わった。
どんなに
個人情報保護だ
プライバシーの侵害だと騒いだところで
ネット社会は無責任で残酷。
くわばらくわばら。