

酒井順子 著。
かの有名な
兼好法師の随筆『徒然草』の内容を
今風に分かりやすく
表題の通り
お色直ししてくれた一冊。
「解説」と言うと堅苦しい感じで
ちょっとイメージ違うから
「酒井井順子目線を通じて読んでみましょう」って感じ。
いや~
兼好さん…
敵に回したくないな~笑
ワタシみたいな人間は
格好の題材(餌食)でしょうな。
「愚か…」「あいなし…」等と
嘆息されるか
または鼻で嘲笑されるか…。
目に浮かぶようだわ。
兼好は
兎に角
負の感情を抱かせるような事象を
非常に嫌っていた様子。
醜いと思わせる物も人も大嫌い。
なので
見目麗しい人や地位の高い人
都会人やお金持ちが好みというね…。
どんなに心根が良くても
見た目が悪くて地位の低い田舎者であったら
兼好にとっては
ただの「いやしい人」または「よからぬ人」。
「田舎者はすっこんでろ!」と
心の中で悪態をついているような。
とっても分かりやすい人ではあるけれど
一言で言えば
自己満で厄介な人。
随筆にするくらいだからね。
今だったら
確実にツイッターで呟かれてる 笑
『仁和寺の法師、祭ではしゃいで鼻ちぎれたなう。愚かなれ~』なんて。
往々にして偏った感性の持ち主ではあるが
共感出来る部分
納得出来る部分も多々あった。
古典と言われる読み物って
仮名遣いや言葉の意味の難しさもあって
読みにくさが先行してしまい
どうも取っ付きにくい。
そんな中で
こんな風に現代版にREMIXして頂けると
実は人間臭さ丸出しのエッセイだったんだと知ることが出来
その面白みも見えて来る。
『知る』喜びも生まれるし エヘッ。
今回この本を読んで
ワタシの中の兼好像が
やっと現実味を帯びたと言うか
人間味を帯びたと言うか
親近感がぶわっ!と湧いた。
正に
目からウロコの一冊だったな~。
面白かった!
古典初心者にお薦め。
兼好法師のイメージは
確実に変わる 笑