我が家には昔からスライサーがあり、現在は私の手元にあります
母が買うとは思えないので、父が買ったんだろうなと思います
父もイタリアには何回か行っていたので、聞いたことはありませんが、
多分、生ハムを買ったからなのではないかと思います
生ハムは包丁では均一に切れませんし、厚く切ってしまうと生ハムの
良さがなくなってしまうように思います。
そのスライサーです、多分、1960年代製だと思います
造りが良いので今でも現役で活躍しています
ドイツ製で、回転刃はゾーリンゲンです
ハンドルを回しながらスライスする手動タイプです
ハンドルの横には厚さを調整できるダイヤルがあります
厚さは数ミリから3センチぐらいまで可能です
こちら側に、切るものをセットして回しながら押して切ります
そうなんです、イタリアで買ってきたPECKの生ハムです
色は赤黒いです、1キロあります
こんな風にセットして切ります
綺麗にスライスされて出てきますが、一枚ずつ取り除くと
より綺麗に切れます
こんな感じです
左側のは厚いので濃い目の色ですが、右の薄くスライスした物は
空気に触れて発色し綺麗な赤色になります
私も知らなかったのですが、ローストビーフも切ってしばらく置くと
綺麗な赤色になりますが、これは肉の表面が空気に触れて
酸化したからだそうです
メロンやイチジクなど甘いものと生ハムは相性が良いので我が家では
果物と一緒に食べことが多く、薄くスライスするのに重宝します
では