こんばんは
今日も1日お疲れ様でした
雨が降って寒かったですね
さて、「#今日1日を振り返ろう」
今日はですねぇ、久々にアレしましたよ……
・固着ハンドルポストとの闘い
以前にも、古いクロモリフレームとアルミシートポストと格闘しましたが、鉄と鉄どうしのサビによる固着と違い、鉄とアルミによる固着は「電解腐食」という厄介な現象なんです。
電解腐食とは、簡単に説明すると…
「違う種類の金属同士がくっついている所に水が入ると、勝手に『ミニ電池』ができあがり、片方の金属だけが猛スピードで溶けてサビて固まる現象」
です。
今回の事例は、アルミ製ハンドルポストとスチール製F.フォークという多種金属による固着ですね
ミニ電池が出来上がってしまうと、電位の低いアルミハンドルポストが犠牲になり溶けてしまいます。
その溶けたアルミが粉状のサビとなり、スチール製F.フォーク内の隙間で膨張し、まるで溶接されたような状態になってしまった訳です![]()
どう対処するか?
何か特別なテクニックや便利な工具があると思いますか?
そう、答えは………
壊さないように、頑張る!
以上。
専用の工具やテクニックは無いので、状況を見極めながら、地味に力を加えたりしながら根気よく闘うしかないんですよね
潤滑油を入れながら、ググッ!と力を入れて、ギギギ…と少し動いたら、また潤滑油足してを繰り返すんですよ、中々に気の遠くなる作業です
正直申しまして、確実にミッションを完遂出来る確証も無いのと、地味ですが筋力と心が折れそうになるので、基本的には依頼を受けるのを躊躇するのですが、お客様自身でかなり頑張られたという事もあり、また「最悪、壊してしまってもいいから」という事で、受けさせていただきました。
とはいえ、やはり壊さずに作業を完遂したいところです
なので、状況を確認しつつ限界を見極めながら進めていきました
使用した潤滑油はコチラ…
・クレ556などの潤滑油でなく、より高浸透するタイプの「スーパーペネトン」と、瞬間的に冷やして金属を収縮させて隙間に潤滑油を入れる「フリーズルブ」を使ってみましたよ。
上からだけでなく…
・ブレーキ、フェンダー、ホイールを外して、下からも注入しました。
あとは、ひたすらハンドルバーを握り、左右にグッグッ!と同時に引っ張り上げる力を加えていくのです
少しずつ動く範囲が広がってきたら、あともう少し
グッ!グッ!クイッ!クイッ!………
うんとこ、どっこいしょ………
・っしゃ!!
ふぅ…何とか引き抜けました
あとは、外れたハンドルポストやF.フォーク内を綺麗にして、グリスを塗布し、元に戻す
作業中にキズついたり、再発を防ぐ為にもハンドルポストは交換しても良いですね
・ともあれ、これで再び大切な相棒と走る事が出来ますね!
今後も、電解腐食の作業を承るか?
と、聞かれましたら………
「ちょっと考えさせて下さい…」
としか言えません
と、いった感じの1日でした![]()
押忍
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