プレッシャーに強くなる!脳と心を鍛えるサイバーヨガ・スタジオの辻です.
巷では,シータ波は,ヒーリングなどに役立ついうコンセプトで色々なことが取り組まれているようですが,科学的根拠は分かりません.
少なくとも今,自分自身がシータ波の状態かどうかということは実際に脳波測定を行わなければ,まず分かりません.
脳波の周波数成分は,シータ波以外に,デルタ波,アルファ波,ベータ波,ガンマ波,SMR波などがあり,
例え,シータ波を増やせたとしても,ベータ波が多ければ変性状態になることは難しいと思われます.
アルファ波が増えればリラックスできるなどのように,
一昔前までは,ひとつの脳波を増やすことを良しとされていましたが,実践ではほとんど効果が得られないものでした.
しかし,未だにいくつかの施設でも行われているのも事実です.
今は,アルファ波とシータ波の比率だったり,ベータ波とシータ波の比率のように,比率バランスを正常化させるトレーニングが一般的です.
しかし,シータ波は,まどろみ状態で多く発生するため,シャーマンが変性意識になるような状態とも関連があるのかもしれません.
また,シータ波には,脳全体に発生するもの以外に,前頭の正中部だけに発生するものがあります.
こちらは,「Frontal Midline Theta(Fmθ)」と呼ばれ,計算問題を解いた後のストレス解放時や,
禅の「数息観(頭の中で数を数えながらの丹田呼吸)」などの精神的集中を伴うと発生するという論文は多数存在します.
この「Fmθ」が,ストレスからの解放や,精神的集中と関わりがあるのは,科学的根拠があるといえます.
しかし,いずれにしましてもアスリートにとって,シータ波は,パフォーマンスを低下させる要因であり,なるべく減らすようにトレーニングを行います.
注意が散漫になり,反応が遅れるからです.
ストレスを与えると,高いベータ波が増える方が多いですが,逆にベータ波が低下し,シータ波が増える方も少なくありません.
前者は,ガチガチに緊張するタイプで,後者は本番で頭が真っ白になり,うっかりミスが多いタイプです.
ストレスを与えると,自律神経反応もそうですが,脳波における反応も千差万別です.
ですので,当スタジオでは,実際の脳波トレーニングを始める前に,ACミランでも行われているように6種類のストレスを与え,
その時の脳波の反応を検証する『脳波最適化プロファイル』をじっくり行います.
筑波大学発ベンチャー株式会社サイバー・ヨガ研究所代表取締役 辻 良史
⇒「無敗脳ヨガ
」ブログ
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