WBSを活用しよう | CyberX:エンジニアブログ

WBSを活用しよう

はじめまして、CyberXエンジニアの稲垣です。





毎週金曜日恒例のエンジニアMTGにて、

発表の機会をいただいたので、発表内容の報告をします!



今回のテーマは…



「WBS」



です。





WBSって?



Work      → 目的を達成するために必要な作業

Breakdown → 漏れなく分解

Structure → 構造化して見える化


単語の意味のとおり、



作業分解して、構造化して見える化しましょうってことです。





WBSはPMだけのものだけじゃない!



WBSと聞くと、プロジェクトマネジャーがプロジェクトマネジメントを進めるために作成するもの、

と思っている方が多いかもしれません。

なぜなら、WBSは、プロジェクトマネジメントの普及とともに浸透してきた技術だからです。



とはいえ、WBSはマネジャー以外の人についてもとても便利です。



例えば、



・ イベント開発する(小規模チーム開発)

・ 社内フォーラムを開催する

・ 今月末の発表資料を作る

・ 友人のお祝いパーティを企画する

・ 年内に5kgやせる!

etc



これは、規模は小さいものの、1つのプロジェクトといえます。

つまり、WBSは、システムの開発だけでなく、プロジェクトといえるものすべてに活用できる

技術なのです。



前置きが長くなりましたが、





WBSのメリット!



WBSでは、トップダウンで論理的に作業や成果物を分解していくため、

作業家庭において、漏れたタスクに気づくことができたり、

それに伴い、タスクの優先度に気づき、そこからスケジュール作成をすることができます。

作業順序が明確になれば、担当者の割り振りであったり、

タスク単位で洗い出しを行うため、管理が用意になったりします。



タスクの洗い出しが完了すれば、そこから、

工数やコストの算出、スケジュール作成、必要リソースの確保、

タスク、機能品質の管理を行うことができます。

また、タスクが明確になっているため、

チームでのコミュニケーションも円滑に進めることができます。



① 作業の抜け・漏れや重複を防げる

② プロジェクトのスコープが決まる

③ 計画が明確になる

④ 先を見る習慣が身につく

⑤ 分解して管理する習慣が身につく




続いて…





作成ステップ!



                             ステップ① WBS作成の準備 


※全体の情報や必要な情報が見えていない状態でタスクの洗い出しを行うとタスクの漏れが発生したり、

認識の相違が出てきりするため、作成準備は特に重要になります。



                            ステップ② タスクの洗い出し


※洗い出す際にタスクの粒度が細かすぎると管理が煩雑になる可能性がありますので、1時間、2時間で

完了するようなタスクは記載をしないほうが良い。

                             ステップ③ 工数見積もり


                            ステップ④ スケジュール作成


                             ステップ⑤ 役割分担の作成




上記のステップでWBSを作成します。





作成例



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今回は、WBSの概要レベルについて、発表させていただきました。

機会があれば、より深堀した内容を発表したいと思います。





以上です。ありがとうございました。

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