2012年10月23日
1通のメールが届いた。
去年の「TOKYO AUTO SALON 2012」にて制作協力させていただいた
TOYOTA style Cb プロジェクトの責任者からのメールだ。
「出展車両のメーターをより拘ったメーター意匠にする為、1時間程、相談の時間をもらえないか?」
という内容である。
前年のFJ CRUISER×style Cbに続き
次回の出展車両にも 「style Cb」のコンセプトを落とし込むとの内容から、
「更に研ぎ澄まされたデザインが見られるのではないか?」
という期待が膨らむのと同時に、
また参加させていただけるかも知れない可能性に
素直にうれしく感じた日でもあった。
打ち合わせ当日。
僕達の前に広げられたラフデザインとコンセプト達。
想像を簡単に飛び越える先進的なデザインの中に、どこかノスタルジックな面影をチラつかせる。
「style Cb」のコンセプトを更に研ぎ澄まし落とし込まれた
非常に完成度の高い「style Cb」が目の前に現れた。
とても上品でシックな色合いに先進的なデザインの装備達。
そして、
ドライブポジションに座した時・・・
古くから 長く 大切 に愛用されてきた落ち着きある時計思わせる様なデザインのメーターが、
優しく包み込む「ガス灯」の灯りを感じさせる発光でオーナーを出迎える。
前年を上回るデザイン力はまさに圧巻の一言に尽き、
更なる賑わいを見せるであろう
「TOKYO AUTO SALON 2013 TOYOTA booth」
の絵が今から容易に想像できる。