フェスティバルホール

横山奏 指揮大阪フィルハーモニー交響楽団



チャイコフスキー

「ヴァイオリン協奏曲」

金川真弓(ヴァイオリン)



ストラヴィンスキー

「火の鳥」全曲


予定の指揮者デュトワが体調不良で緊急降板とのことでリハーサル3日目から急遽登場の横山奏が見事な演奏を成し遂げました。昨年も西宮にて井上道義の(これまた急な)代役でこのメインプログラムの作品を指揮していたのでしかも見事に予定が空いていて緊急登板することが出来たようです。
チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」を弾いた金川真弓は伸びやかでよく空間に通る音を奏でていて素晴らしい演奏でした。
ストラヴィンスキー「火の鳥」も派手な煽りは一切無い感じの手堅さと丁寧さでオーケストラを鳴らしきっていました。特に1番ホルンの弱音の美しさが心に残りました。