愛知県芸術劇場コンサートホール

秋山和慶 指揮中部フィルハーモニー交響楽団


グリーグ

「抒情組曲」


「ピアノ協奏曲」

石井楓子(ピアノ)



シベリウス

「交響曲第4番」



グリーグ「抒情組曲」は第1曲 羊飼いの少年でヴィオラの雄弁さ が印象に残りました。この楽団はやはり中低音のパートがしっかりしているのが良いと思います。
グリーグ「ピアノ協奏曲」は石井楓子の独奏。派手な出だしの後オーケストラの伴奏のなか再びピアノが登場する場面での柔らかい繊細な入り方が自然で素晴らしいと思いました。全体的にも鍵盤を引っ叩いたりしないイメージの柔らかいタッチで美しい演奏だったと思います。
メインのシベリウス「交響曲第4番」は 第1楽章出だしのチェロ・ソロの上手さとどっしりしたテンポの第4楽章が印象に残りました。