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ザ・シンフォニーホール
尾高忠明 指揮大阪フィルハーモニー交響楽団
モーツァルト
「交響曲第39番」
ブルックナー
「交響曲第0番」
モーツァルトの後期三大交響曲とブルックナーの初期交響曲の組み合わせシリーズの第1回。
モーツァルト「交響曲第39番」はアクセントを強調したりすることなく滑らかさと柔らかい響きを徹底させた美しい演奏でした。特に印象に残ったのは第3楽章中間部でクラリネットが吹くメロディーが2回目出てくる場面で超弱音で演奏させていたことでした。大変上手くて良かったです。
ブルックナー「交響曲第0番」は結構テンポも動かしているような印象でダイナミックな演奏だったように思いました。この曲での印象的な場面は第2楽章締めの部分での弦楽合奏の集中力高く分厚い響きでの弱音の美しさだったかなと思います。