フェスティバルホール

尾高忠明 大阪フィルハーモニー交響楽団


モーツァルト

「ピアノ協奏曲第20番」

アンヌ・ケフェレック(ピアノ)


シベリウス

「レンミンカイネン組曲」



モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」を弾いたケフェレックは澄み切った純度の高い音で気品もあって大変素晴らしい演奏でした。特に第2楽章の入りの部分が印象に残りました。
全曲演奏が稀?なシベリウス「レンミンカイネン組曲」は特に第1曲、第3曲で弦楽の奏でるメロディーが表情濃くエッジが効いてて良かったです。有名な第2曲、トゥオネラの白鳥ではイングリッシュホルンが大変そうでしたが大健闘の内容でした。第4曲、レンミンカイネンの帰郷では終盤物凄いテンポアップで大迫力でした。今回のシベリウスでも尾高氏の音楽作りのスケールの大きさを感じる素晴らしい演奏会でした。