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サラマンカホール
渡邊一正 指揮中部フィルハーモニー交響楽団
アンダーソン
「舞踏会の美女」
ガーシュウィン
「ラプソディー・イン・ブルー」
渡邊一正(ピアノ)
シュトラウス2世
「こうもり序曲」
ヨーゼフ・シュトラウス
「天体の音楽」
「ピチカート・ポルカ」(シュトラウス2世との合作)
「鍛冶屋のポルカ」
シュトラウス2世
「観光列車」
「皇帝円舞曲」
指揮の渡邊氏はピアノも得意とのことで前半は弾き振りでガーシュウィン「ラプソディー・イン・ブルー」を演奏されました。あまりジャズ寄りではない雰囲気のきっちりした演奏という印象でした。前半アンコールでのアンダーソン「忘れられし夢」はピアノが入るのですがこれが大変素晴らしくて良かったです。
後半はアンコール2曲目以外はシュトラウス・ファミリーの作品ばかりでしたがなかではシュトラウス2世の「こうもり序曲」がゆっくりめのテンポで意外な美しさが強調されていてユニークでした。渡邊氏の指揮は全体的にゆったりしていて落ち着いた音楽作りの方という印象でした。