ジモティー株主は年々減少傾向で現在4000人程度である。
優待も配当もない時価総額100億円以下の小型株としては意外と多い。
4000人の株主の中で実際にジモティースポットを知っている、または店舗に行った事がある株主は何人くらいいるだろうか?
店舗は関東と名古屋に集中しているのでそれ以外の地域に住んでいる株主はまだ行った事はないのではないかと思う。
今回はテレビ放送されるジモティースポットの映像と実際に買い物をする客目線でのリアル映像を紹介したい。
客目線でのリアル映像は、20代前半の名古屋の日本語学校に通う外国人留学生の様であるが、ジモティースポットは外国人客が最低でも30%くらいはいるのではないかというイメージである。
店舗に行けば高確率で外国人客がいるという感じ。
ではまずCBCテレビのnews-Xという番組の「デラ調」というコーナーでの映像。
1日にだいたい100組ほどの来店があるとの事で、今まで、行き場のなかった家庭の不要品が続々と持ち込まれていく様子が分かると思う。
また掘り出し物を探す庶民の細やかな楽しみ的な感覚で通う常連客も存在する。
商品回転が早いので、店内の商品ラインナップがガラリと入れ替わるので、定期的に通うみたいな中毒性があるとも見れる。
続いて、上記のテレビ映像と同時期に撮影された外国人客視点でのyoutube動画。
外国人客がジモティースポットに来店し帰宅するまでのリアルが納められている。
この動画のテレビボードはこの商品である。キズ等があり、300円という価格設定で2025年4月21日に投稿されて4月27日の日曜日の11時36分に売れたという事の様だ。
この映像だけみると300円の大型商品を売る為にセルフレジや荷造り用のヒモについてのサポート等に工数がかかりすぎている感は否めないが、リピート客になってくれれば将来的には利益が出る形になるのかもしれない。
自転車の荷台にテレビボードを載せて帰宅する映像がなかなか印象的であった。
株式投資をやってる様な層からすると、ジモスポの商品なんて本当に需要があるのか?と疑問に思うかもしれないが、この様に外国人客が細かい事を気にせず買ってくれるという側面も知って頂ければと思う。
リアルといえば、ジモティースポットの名古屋のXアカウントで株主、投資家向けに雨天時の11時54分の時点での駐車場状況を撮影してポストしてくださった事があった。
わざわざ、手間をかけてタイムスタンプまで入れてくださるという粋な計らい。
お店には雨天時のランチの時間でもこの様にお客が来てますという事をアピールしてくれている。
ただ、買い物より持ち込み需要の方が強いので、ほとんど持ち込み客という可能性は高いかもしれないが。
ジモティースポットはこの様にテレビで頻繁に取り上げられていて、タダでTVCMをしている様なものであり、ジモティーの様な小さい会社が頻繁にTVで紹介されれば、業績や株価への影響は強烈な追い風でしかない。
今期は微妙に減益予想であるが、上方修正や一転して増益決算となる可能性もあるのではないか?