VERGE OF LOVE (英語バージョン) [+2]/荻野目洋子

¥2,500
Amazon.co.jp
1988年制作

70~80年代日本人が海外で外国のミュージシャンとアルバムを制作することは珍しくなかったが、日本人がアメリカの有名プロデューサーと組んでアルバムを制作することはほとんどなかったのではないだろうか。しかも非常にクウォリティが高いアルバムとなっている。

 このアルバムをプロデュースしたプロデューサーとは、ナラダ・マイケルウォルデン。80年代にアレサフランクリンやホイットニーの楽曲・アルバム等でグラミー賞をとった有名なプロデューサーである。ただ、ナラダというと私たちの世代では、マハビシュヌオーケストラやその後に出したソロアルバムまた、ウェザーリポートのメンバーとしての印象が強いと思う。(僕的には ファーストソロアルバムGarden of Love Lightやセカンドアルバム I Cry I Smileが好きです。)

 なぜナラダが日本のアイドル歌手のプロデュースをすることになったか。レコード会社がアイドル脱皮のため頼み込んだ等ということでは実現するわけもないのだが、ライナーノートによるとナラダは「その頃新しい出会いを求めていて知人を通じYOKOのことを知り とくにその声にたくさんのインスピレーションを得て仕事がしたくなった。」とプロデュースした理由について答えている。

アルバムを聴いてみると曲を歌いこなしているYOKOももちろん素晴らしいのだがナラダのプロデューサーとしての眼力や能力の高さもわかります。僕的には、そのアルバムの中ではYOU TAKE IT ALL AWAYやSOMETHING ABOUT YOU がお気に入りです。もっと評価されていいアルバムなんだけどな~。




その頃の私
一瞬しか映っていませんが・・・
(八王子 ラブ君にて AZ-50を中心としたRVキャンペーン)