会議の際にときどき気になってしまうことなのですが、参加している社員一人一人は良く考えているし、懸念事項や今後の進め方、新規案なども持っていたりします。ですが、せっかく考えていることを実行に移さなければ本末転倒でただ言ってるだけということになりかねないなと思うことがあります。

この会議はなんのためにやってるんだっけ?結局なにするんだっけ?とただ時間を使って検討しただけということ、今までにも何度も経験してきました。

検討したり、テストしたりなど確かに考える時間を持つことも重要です。なにも考えずにただ行動することは危険すぎますからね。何度も何度も脳に汗をかきまくってどうすればいいのか考えてみてもそれでも答えがすぐ見つかるかどうかはわかりません。

また、正しい答え自体も存在しないかもしれません。一つ決めたことを実行し、そしてさらに改善を加えながら前に進み続けていくことの繰り返しを行って、最後成功していることがとても重要な気がしています。

だからこそ、仮説を立て、ある程度見えてるならもっとアクションして欲しいし、実行に移してほしいなと思っています。待ってる間に、他社が始めてしまった・・、あとでやっておけばよかったということがあるほど辛いことはありません。

そういう経験を多くの人が経験しているのではないでしょうか。

とは言えタイミングも重要です。早すぎてもダメだし遅すぎてもいけません。

ですが、実行に移すことで、なにかしらの答えが出てくるのは間違いないです。良かったのか悪かったのか、うまくいったのか、いかなかったのか・・。といった具合に。

決断して実行することはとても勇気のいることです。僕自信も会社全体のことを決断するときは、相当な勇気とパワーを使いますが、実行することで必ず、次のアクションに繋がる結果が出てきます。

まだ僕達は小さいベンチャーだからこそ、裁量権を持ってチャレンジすることがしやすい環境でもあると思っています。せっかくのチャンスがあると思って、もっと思い切るということをやってほしいです。過去の経験上、中途半端にやると大体のケースがうまくいかないことが多いような気がしています。思い切って右か左か決めて組織を動かしていくほうが案外メッセージとしてもわかりやすいです。

失敗を気にしていても仕方ありません。失敗するのは当たり前。ファーストリテイリングの柳井社長も1勝9敗と言っているくらいです。

行動に移さないとただ言ってるだけの人になってしまいます。まずは若いとか年齢とか関係なく、勇気を出して進めてみるということにチャレンジをして欲しいし、そういう組織であって欲しいなと思います。