僕もたまにブログなどに、

・経営者の視点を持つこと
・当事者意識を持って仕事をすべき

といった内容を書いたりします。

簡単なようで当事者意識を持つということは難しい。

「実際に自分がその立場になってみないと、わからないんだろうな」
と思いつつも、社員全員が当事者意識を持っていてほしいなと思っています。

当事者意識をもっていると、
どんな仕事をしていても『受身の姿勢』から、
自分から動かなければという『行動』に変わってきます。

勘違いしてほしくないところですが、
全員に経営者を目指して出世してほしいと言っているわけでありません。


ただ、もし仮に自分のお金で会社やっているとしたら・・。


どういう風に行動をとるのか一度考えてみてほしいと思います。
直接リスクを取れと言っているわけではありません。


たとえば営業の場合、

そう考えることで、
少しでも空いてる時間を使って
自分の顧客を増やそうと思うし、
顧客が離れないように努力する。

しっかりと受注をしてきて納品をして、
最後は入金を確認するところまで行わないとお金も入ってきません。

そうなると自分の生活も困ってしまいます。
請求書を出して入金されるまでが、気になって仕方なくなる。

また、新規で顧客をどう増やしていこう、
顧客満足度をあげるためにはどうすべきかなど、
空き時間も効率的に使いながら考えるようになると思います。

事業サイドで考えてみても

自分のお金でこの事業をやっていると思うと、
ユーザー満足度をいかに早く向上させるか、
どうやったら会員を増やせるのか、
収益をどう伸ばしていくか、
少しでもビジネスチャンスがあれば、真剣に考えるに違いありません。

もちろん、必要経費は当然使うべきですが、
日々のコスト面においても同様です。
自分のお金だったらこんなに使わないのにと思って、
ちょっとしたことでも節約しようとするのではないかと思います。

自分の生活で考えてみても、
ときには美味しいものも食べたりすべきですが、
自分の財布の中を見ながら行動するし、
無駄なところを最低限にしようと考えると思います。

社員全員が経営者視点で、当事者意識が高いということが理想ではありますが、
もし自分のお金を使っていたらと少し視点を変えて仕事をしてみるだけでも
だいぶ行動も変わってくるのではないかと思います。

結局この考えをもっていることが一番
自分自身の成長にもつながっていくのではないかと思います。
もっている仕事へのパワーを
どこに向けるかで成果も大きく変わってきます。
せっかくなので成果の出せる方向に力を使ってみてはどうかなと思います。