三田茂医師「関東の子どもたちの異常について」
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31:24~
http://youtu.be/VfuEZPvsWm8?t=31m24s
検査を始めたのは、実は2011年の12月からなんですけれども、
その前にも三田医院で採血は定期的にするわけですよね。
たとえば血圧の薬を飲んでいる人とか、高血圧の治療をしている人とか、コレステロールの治療をしている人とか、
それから行政がやっている健診やなんかがあるでしょ、定期的に。
当然、具合が悪くても採血をするから、具合が悪い時のは全部一生懸命調べて除いて、
で、調べてみました。
これは、30歳から80歳の三田医院の患者さんのですね。
90歳位になると、ちょっと病気が隠れていると思って削りました。
30歳未満の人というのは病気がなくて、ほとんど採血がないですね。
だからこれ位の歳でみてみました。
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ですから、原発事故の前と後とで比べてみました。
これはさっきお話ししたように電離放射線健診で「血球というものが要注意だよ」って言っている訳ですよね。
で、法律でも決まっているんです。
「こういう検査を努力すればいい」というふうに言っている訳です。
実際にいろんな病気でね、肺がんとか食道がんとか、
放射線照射というのをやりますよね、治療で。
やる時にどうかけちゃいいか?っていうと、下手にかけちゃ死んじゃう訳ですよね。
だからかけ過ぎないように、っていうのを気を付ける時に、こういうところを見ながら。
「今日やってみたら随分貧血が続いているから、ちょっとここでお休みを入れよう」とかね、
「検査したらよくなってきたからもう一回かけよう」とか、そういう手加減を、
いまはもうちょっと緻密かもしれないけれども、昔からよくやっているんです。
だから放射能と、この血球というのが関係しているというのは、医者の普通の感覚だと思います。
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よーく見てみるとですね、このまとめのところに、
「白血球減少、好中球減少、リンパ球減少の割合に、年齢区分や性による大きな隔たりはなかった」
なんか大したことないっていうように書いてあるようなんですけれども、
実は白血球も減っているし、好中球も減っているし、リンパ球も減っているって。
これは23年度なので、これは正直に認めているんだと、僕は思います。
ただ、これについてこの後どうしたっていう話は無いですね。
で、今回発表になったのをみても、どうもこの白血球に関する事っていうのは、
多分「意識的に飛ばされているんじゃないか」と思います。
特徴としてはですね、多分「ストレスが強いから気をつけなさい」とか、
「外で遊ばないからメタボリックシンドロームになった」とかそういう話ですよね。
「大したことじゃない」けれど、こっちの方が僕は大事だと思いますよね。
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