これから記載することはあくまで主観

転職に一番必要なのはコミュ力と若さ

 

 

 

  ビルメン8点セット

 

ビルメン5点セットビルメン3種の神器を合わせた総称のこと

 
これら8つを取得することで資格という面では完成形とも言える
 
もちろん特殊な設備なら他にも推奨されるものはあるが、優先度は間違いなくこちらが高い
 

 

 ビルメン5点セット

  • 第二種電気工事士
  • 第三種冷凍機械責任者
  • 二級ボイラー技士
  • 危険物取扱者乙種4類
  • 消防設備士乙(甲)種4類(+6類)
 

 

 ビルメン3種の神器

  • 建築物環境衛生管理主任技術者(ビル管)
  • 第3種電気主任技術者
  • エネルギー管理士
 
 
個々については後に解説していく
 
まずは5点セット内での優先度・難易度について記載していく
 
 
 
 

 

  ビルメン5点セットにおける取得優先度

 

1. 第二種電気工事士

これに関しては意見の相違がないほどダントツの優先度

 

5点セット内であれば

第二種電気工事士>その他4つ全てと言っても過言ではない

 

私は現在仕事を発注する側であり資料を見たこともあるが

 

現場に配置する人員の前提条件としても指定されることが多い

 

なぜならコンセント等の軽い修繕ですらこれを持っていないと「してはいけない」からである

 

つまり未取得だと行ける現場が大幅に減少 → 採用率がかなり下がる

 

 

 

2. 第三種冷凍機械責任者

上記でも述べたがこれ以降の優先度は大幅に落ちる

 

この資格はそれ自体が必須になることは少ない

 

近年はこの資格が不要な小型冷凍設備も増え、大型のものは第三種では対応できない

 

ではなぜ2番目かと言うと

 

・冷凍(空調)設備の知識は全現場で必須の重要な知識

・受験機会が年一回しかない

 

からである

 

商業設備・オフィスビルでは電気系統以上に空調に関する問題が起きやすい

 

というかテナントや客からすれば一番許容できない問題になりやすい

 

修理は業者に頼むにしても「一切分かりません」では業者も困りものである

 

業者との打ち合わせや点検終了後の説明もある

 

不要になったとか言い訳しないでさっさと取得するのが吉

 

 

 

 

3. 消防設備士乙(甲)種4類(+6類)

特に近年消防に関する取り決めがドンドン重要視されるようになった

 

オーナーからすれば、一番あって欲しくないのは利用者のケガや死亡事故

 

そして最もその危険性が高いのが火災によるものである

 

あらゆる設備で消火器や発信機を目にするだろう

 

誤作動だろうがイタズラだろうが受信機が作動(火災警報発報)した場合

 

設備管理者は最悪全て対応しないといけない

 

大音量響く中、何の知識もないとモタつくことになりかねない

 

消防設備は全ての設備に設置されているので3番目とした

 

 

 

4. 危険物取扱者乙種4類

受験機会も多く、正直実務に直結することはないので非常に優先度は低い

 

昭和人間特有の意味はないけど慣習としてみたいなノリでセットに入っている

 

ボイラーや非常用電源の燃料として使われているが設備員が内部まで触ることはない

 

4番目にしたのは設備員以外の求人も多いからである

 

ボイラーと同じくらい試験難易度が非常に低いのもコスパが良い

 

 

5. 二級ボイラー技士

この資格を最後にした理由は

 

まずボイラーは小型軽量化されてこの資格が不要になっている上に

大型ボイラーは二級では到底対応できない

そもそも現代でボイラー設置されている設備は「病院・ホテル」という地雷現場が多い

 

設備系求人数は多いが、逆に言えば人員が定着しないような現場だから常時募集されているのである

 

そして免状発行に実務経験(or協会主催の講習3日)が必須なのも面倒だ

 

もちろん受験回数が多い上に非常に簡単なので取得する機会があるならして損はない

 

無駄にボイラーが推奨されることも多いので少しネガティブな内容になったが

 

知識としても使える場面はある

 

 

 

長くなってきたので三種の神器は次の記事にします