グランドオープンネタ その1 | サイバースパーク上野店 別館

サイバースパーク上野店 別館

上野にあるパチンコ・スロット店のブログ…でした。

「てんちょ」を筆頭に、「中嶋さん」「Kさん」「いっし~」と最近舞い戻った「L」さんによる管理者5名の気ままな更新。
いつの日かまた更新することがあるかも?

こんばんはっ!!
昨日更新した「重要なお知らせ」
お読み頂けましたでしょうか!Mです!

まだご覧頂けていない方は、まずは
昨日の記事をご覧下さいませ!!



まあそういう訳でしてっ!!

その下準備などで3月頃からず~っと
忙しい日々を送っていたのですっ!!

一時期の私、「忙しくてスロットも打てない」
ってブログで言ってましたよね。正にその頃
忙しさのピークでございました。

丁度役員方や私の上司と、今回の件の
詰めを行っている真っ最中でしたね。

そして、この計画を開始するにあたって
最初で最大の難関は…。

役員方へのプレゼンテーションでした…。


とにかく最初は、役員方に私なりの
考えを伝えるのに苦労の連続でした…。


「長期的うちのお店が存続し続けるには、
営業数値を根本から見直す必要がある
んじゃないですかね…?」

「薄利多売の営業にシフトチェンジを
しないと、この先うちの会社の未来は
非常に厳しいんじゃないですかね…?」

「お客様が求める本質的価値を無視した
商売というものは、成り立たないんじゃ
ないんですかね…?」

「そして、設備的に劣化している箇所は
ちゃんと改修をした方がいいんじゃ
ないですかね…?」


こういった部分を伝えるのが…。
とっても苦労しましたね…。

本当に、とっても…。



うちのパチンコフロアは、スロットと
比較しても格段に老朽化が進んでいます。
遊技環境不満要因の観点においてもです。

当然、これらを改修するにはお金が
必要になります。改修の為に店休を
取れば一時的に収入もストップします。

しかも長期に渡る放出が伴えば、会社の
財務へのダメージも大きくなります。

そりゃ簡単に役員方が
「おっけー!やっちゃっていいよ!!」
と簡単に首を縦に振るわけがありません。

でも、そこに理解をして頂く為に将来の
ビジョンも含めて説明をするのが、
私の仕事な訳ですから。

ここが口先の魔術師こと、私Mの最大の
踏ん張り所でしたね!!




さて。

この計画の進行途中、特に役員方と
計画を詰めていく段階では、色々と
悶着もあったのですが…。

それはそれで、ブログのネタに
なりそうな事が満載でしたっ!

今日からの数日間は、それらの
グランドオープンネタをお届け
したいと
思いますっ!



うちのお店の改装計画の進行は、
こうやって進んでいたのだっ!!

中小企業の恐ろしさを思い知るがよいっ!!








-3月某日-



…今日は、今回の計画で実施する
内容の大枠を伝える会議だったけど…。

上手くプレゼン出来たかな…。

とりあえずやりたい計画は伝えたから、
次回はそれらの総見積もり額が
上がった後、予算配分の会議だな…。

次の会議はいよいよ予算の話だから
痺れる会議になるだろな…。


常務:なぁ。


具体的な営業数値の話は、まだ話す
段階ではないな…。大枠と方向性の
コンセンサスを得る事が今は大事だ…。



常務:おい。



営業数値の話が、今回の計画の一番の
キモだからなぁ…。どのタイミングで
話すべきかなぁ…。

てか、もう3月なのに今からの準備じゃ
間に合わな




常務:おいっ!!









M:ふおっ!!!

常:さっきから呼んでるのに
 なに無視してるんだよ!

M:す、すみませんっ!
 少し考え事をしていましたっ!

常:俺さぁ、今回のMの話を聞いてさぁ。
 色々と考える事があったんだよ。

M:はい…。結構大きなスケールの話を
 してしまい申し訳ございません…。

常:そう、そうなんだよ!
 もし今回聞いた件を全部実行したら、
 相当スケールの大きな計画になると
 思うんだよ。

M:はい、投資規模的にも大きくなって
 しまうと思います…。

常:でさぁ。

M:はい。


常:俺、良いアイデアが浮かんだんだけど。


M:…良いアイデア…、ですか…。

常:そう、この計画に相応しいアイデアを。

M:………。




M:(ま、まずい…嫌な予感しかしない…)

M:(過去に何度も経験しているこの展開…)

M:(絶対に突拍子もない事言い出すぞ…)

M:(もし今回の計画の阻害要因になる話だったら…)

M:(何としてでもフラグを回避しなければ…)




M:…ど、どのようなアイデアでしょうか…?

常:…屋号代えちゃおうよ、これを機に。

M:…や、屋号を…ですか…。

常:そう。

M:サイバースパークって店名をですか…?

常:そう。




M:き、き、きき、きたあああぁぁぁっ!!!

M:(店名変えるって!話が急過ぎるでしょっ!!)

M:(思いつきで簡単に言わないでええぇぇっ!!)

M:(てか、今の店名に思い入れとかないのっ!?)





M:…そ、それはどういった理由で…。

常:Mのプレゼンを話を聞いたらさ、
 かなり大きな計画になるじゃん。

M:…はい。

常:うちのお店が生まれ変わっちゃう
 くらいの大きな話じゃん。

M:…はい。

常:じゃあさ、生まれ変わればいいじゃん。

M:…。

常:店名も変えて生まれ変わればいいじゃん。

M:………。

常:もうサイバースパークって名前も十分でしょ。

M:…えっ。

常:サイバースパークって名前、長いじゃん。

M:…えっ、えっ?

常:もっと分かり易い店名がいいよ。




M:き、き、きき、きたあああぁぁぁっ!!!

M:(自分の店の店名否定してるよっっ!!)

M:(てか長いからって!長いから変えるって!!)

M:(最初から分かってて付けたんでしょぉぉっ!!)




M:…で、で、では…。
 何かもうお考えがあるのですか…。
 新しい店名の…。

常:そう、閃いたんだよ。
 これしかないって屋号が。

M:そ、それは…。

常:いいか、これしかないって屋号だ。

M:は、はい…。

常:「マルゼン」だ。

M:ま、まるぜん…。

常:そうだ、うちがサイバースパークに
 なる前の旧屋号だ。これしかないだろ。




M:ま、ま、ま、マルゼン…っっっ!!!











M:(マル○ンっ!!!









M:だめだめだめだめだめだめだめだめっ!!!

M:一文字隠したらあの会社になっちゃうっ!!

M:(絶対にお客さんに揶揄されちゃうっ!!!)

M:(M箱に「マル○ンのパクリww」とかきちゃうっ!!)

M:(絶対だめええええぇぇぇぇっっっ!!!)

M:(…。)

M:(…マル○ンwww)







M:ちょ、デュフw、マルゼンはw、デュフwww

常:ん?どうした?いいアイデアだろ?

M:デュフw、あの、変更する部分が多すぎて、
 おそらく工期的に間に合わないかと、デュフフww

常:そんなに変更する場所あるのか?

M:は、はい、看板とか、会員カードとか、
 スロットのメダルとかコストがかなり掛ります。

常:そうか…。

M:はい。ですので今回は見送

常:じゃあさ!今の店名に付け足せばいいじゃん!

M:…えっ

常:サイバースパークって名前にマルゼンを
 付け足せばいいじゃん!そうすれば色々と
 変更しなくて済むだろっ!

M:…えっ、えっ?

常:サイバースパークマルゼンでいいだろっ!!






M:(サイバースパークマル○ンっ!!!






M:もww、もうだめwww、意味分からんwww







常:どうだ?これはいいアイデアだろっ!

M:な、な、な、長く…。

常:ん?

M:な、な、長くなっちゃって…デュフw

常:どうした?

M:店名が…なが…、前より長く…デュフw
 サイバースパークより、長くなって…
 デュフフwww

常:あぁ…、そうか…。

M:そ、その、屋号変更のアイデアは、
 ま、また次の機会に取っておくという方が
 よいのではないデュフwww

常:…少し考えてみるわ。

M:は、はい、ありがとうございま…デュフwww










このブログをご覧の皆さま。

何とか今回、うちのお店がマル○ンに
変更せずにオープンできるのは、これも
一重に常務のお陰でございます!!

この話の後、常務も自宅に帰られて
色々と考えた結果、今回は見送りに
しておこうとの結論になりました!

会議でこんな会話が展開されて
しまうのが中小企業クオリティっ!!

もうね、あの時の会話を、今思い出した
だけでも…デュフw



…でもですね、うちの会社がマルゼン
という屋号で展開していた頃は、多くの
チェーン店を抱えていたんですよ。

一番多い時で、20店舗位あったって
聞いてます。すっごい規模ですよね。

なので、常務がマルゼンという名前に
思いを馳せる気持ちも、十分に理解
できるんですよね。

今回は工期の問題で実現はしません
でしたが…。

将来、マルゼンの復活もあるかも
しれないですねっ!!




こんな感じの、実話ネタでしたっ!




マル○ンwww