先日私は“世界の高島屋”(大袈裟?)へ行った。
と言っても「自転車用空気入れ」を無料で貰う為だ。
家にも「空気入れ」はあるにはあるのだが、今回貰えるのは、「携帯用空気入れ」だ。
これは一つあっても便利かと思い、私はいそいそと出掛けてしまったのである。
予定では、ぱぱぱっと行ってて、さささっと帰って来るつもりだった。
よって私はあえて着替える事もせず、普段着のまま赴いた。
その姿はTシャツにゴムのスカートと言ったいでたち。
今思えば、その判断が大きな間違えだった。
なんたって相手は“世界の高島屋”である。
いくら「無料プレゼント」を貰うだけの理由だとしても、普段着が通用するはずもなかったのだ。
しかし、すっかり“おばちゃん道”が板に付いてしまった私には怖い物が無かった。
“世界の高島屋”だろうが“しまむら”だろうが同じである。
平気で世間に、ゴムスカート姿を見せる強さを持っていた。
そう「はじらい」と言うものをすっかり失い
どんな格好でも「平気さ!」と言ってのける魔の余裕を身に付けていたのである。
ところがそんな私を世間は許さなかった。
私の強さは、“世界の高島屋”でこっぱみじんとされ
なんとも信じがたい体験を通して打ちのめされたのだ。
題して「ゴムスカートの落とし穴」・・・トホホッの巻き。
あの日の私は、ゴムスカートのくせに堂々と“世界の高島屋”の開店に並んでいた。
めったに行かない“高島屋”に、何もゴムスカートで開店前から並ばなくても良かったのだが、
「早い時間の方がきっと空いているだろう」と迷い無く判断したのだ。
しかしその判断が、いかに安易なものだったかすぐに思い知らされた。
開店待ちのお客は既に列をなし、扉の前には警備員が配置され
「押さないで下さい」と大声で叫んでいた。
その列は見る見る間に巨大化し、気が付いたら道迄あふれ、おもいっきり通行の妨げになっていた。
世の中に「携帯用空気入れ」を欲しがる人がこんなにいるのか?
私の驚きは絶頂に達していた。
今考えてみれば「空気入れ」を欲しがる人が、そんなに居るわけが無いのだ。
皆の目的は人気ブランドの大バーゲンだった。
目的売場までの最短ルートを友人同士で確認し、それぞれの作戦を繰り返し声に出して
念入りに打合わせていた。
その凄まじさは、まるで獲物を前にした野獣の大群。
どう考えても私は浮いていた。
しかし高島屋は、そんな殺気をものともせずに、
礼儀正しい社員が並ぶ中、静かなアナウンスで開店した。
問題はそこからだ。
私は自分の意志とはうらはらに、野獣の大群におもいっきり押され、
意味も無く階段を走って上らされていた。
私には急ぐ必要も無ければ、階段を利用する必要も全く無いにもかかわらずだ。
高島屋の階段を走ったのは初体験だ。
くずくずしようもんなら蹴り飛ばされてしまう勢いだ。
エレベーターやエスカレーターの方角に向かう事なんて、絶対に不可能な状況だった。
事件はその時起きた。
何度も言うが、私はゴムスカートをはいており長さもそこそこあった。
押しつ押されつで意志が通用しない状況の中、
ロングのゴムスカートで階段を走らされている状況が想像できるだろうか?
そこには信じられない、イヤ、信じがたい事件が待っていたのだ。
なんと、なななんと
私は自分で自分のゴムスカートを踏んでしまったのだ。
どう言う事かおわかり頂けるだろうか?
後ろから勢い良く押される中、階段を上らされてる為に、スカートさばきが間に合わなかったのだ。
ゴムスカートの弱点はそこにあった。
ゴムスカートは踏んづけると、スカートが下に下がってしまうのだ。
ましてや混雑する階段である、一度踏んだスカートを修正する姿勢がとれる筈が無い。
一度踏んだら、さらに踏むしかないのだ。
私のスカートは見る見ると下に下がり、
最終的には膝近くにまで下ろされてしまった。
こんな事があってもいいのだろうか?
“世界の高島屋”でセミヌード?????である。
私は失っていた「はじらい」を一揆に取り戻し
「助けてくれ~!」と叫びたかった。
その後、やっとの思いで端によけたものの、
公衆の面前でゴムスカートを“ずるずる”と持ち上げる
寂しさをお分かり頂けるだろうか?
ましてやそんな私に、
高島屋教育の行き届いた社員は、すかさずに駆けつけ
「お客様大丈夫ですか?」と。
え~~~~~~~!?見てたわけ?
そんなあ~~?????
「大丈夫じゃないさ!!!!」
なんてこった。
「携帯空気入れ」の為に私は“世界の高島屋”でスカートを脱いで?しまった。
今は、ただただ、知人が傍に居なかった事を祈るだけである。
と言う訳で、この度の教訓
“ゴムスカートに油断は禁物!”でした。
と言っても「自転車用空気入れ」を無料で貰う為だ。
家にも「空気入れ」はあるにはあるのだが、今回貰えるのは、「携帯用空気入れ」だ。
これは一つあっても便利かと思い、私はいそいそと出掛けてしまったのである。
予定では、ぱぱぱっと行ってて、さささっと帰って来るつもりだった。
よって私はあえて着替える事もせず、普段着のまま赴いた。
その姿はTシャツにゴムのスカートと言ったいでたち。
今思えば、その判断が大きな間違えだった。
なんたって相手は“世界の高島屋”である。
いくら「無料プレゼント」を貰うだけの理由だとしても、普段着が通用するはずもなかったのだ。
しかし、すっかり“おばちゃん道”が板に付いてしまった私には怖い物が無かった。
“世界の高島屋”だろうが“しまむら”だろうが同じである。
平気で世間に、ゴムスカート姿を見せる強さを持っていた。
そう「はじらい」と言うものをすっかり失い
どんな格好でも「平気さ!」と言ってのける魔の余裕を身に付けていたのである。
ところがそんな私を世間は許さなかった。
私の強さは、“世界の高島屋”でこっぱみじんとされ
なんとも信じがたい体験を通して打ちのめされたのだ。
題して「ゴムスカートの落とし穴」・・・トホホッの巻き。
あの日の私は、ゴムスカートのくせに堂々と“世界の高島屋”の開店に並んでいた。
めったに行かない“高島屋”に、何もゴムスカートで開店前から並ばなくても良かったのだが、
「早い時間の方がきっと空いているだろう」と迷い無く判断したのだ。
しかしその判断が、いかに安易なものだったかすぐに思い知らされた。
開店待ちのお客は既に列をなし、扉の前には警備員が配置され
「押さないで下さい」と大声で叫んでいた。
その列は見る見る間に巨大化し、気が付いたら道迄あふれ、おもいっきり通行の妨げになっていた。
世の中に「携帯用空気入れ」を欲しがる人がこんなにいるのか?
私の驚きは絶頂に達していた。
今考えてみれば「空気入れ」を欲しがる人が、そんなに居るわけが無いのだ。
皆の目的は人気ブランドの大バーゲンだった。
目的売場までの最短ルートを友人同士で確認し、それぞれの作戦を繰り返し声に出して
念入りに打合わせていた。
その凄まじさは、まるで獲物を前にした野獣の大群。
どう考えても私は浮いていた。
しかし高島屋は、そんな殺気をものともせずに、
礼儀正しい社員が並ぶ中、静かなアナウンスで開店した。
問題はそこからだ。
私は自分の意志とはうらはらに、野獣の大群におもいっきり押され、
意味も無く階段を走って上らされていた。
私には急ぐ必要も無ければ、階段を利用する必要も全く無いにもかかわらずだ。
高島屋の階段を走ったのは初体験だ。
くずくずしようもんなら蹴り飛ばされてしまう勢いだ。
エレベーターやエスカレーターの方角に向かう事なんて、絶対に不可能な状況だった。
事件はその時起きた。
何度も言うが、私はゴムスカートをはいており長さもそこそこあった。
押しつ押されつで意志が通用しない状況の中、
ロングのゴムスカートで階段を走らされている状況が想像できるだろうか?
そこには信じられない、イヤ、信じがたい事件が待っていたのだ。
なんと、なななんと
私は自分で自分のゴムスカートを踏んでしまったのだ。
どう言う事かおわかり頂けるだろうか?
後ろから勢い良く押される中、階段を上らされてる為に、スカートさばきが間に合わなかったのだ。
ゴムスカートの弱点はそこにあった。
ゴムスカートは踏んづけると、スカートが下に下がってしまうのだ。
ましてや混雑する階段である、一度踏んだスカートを修正する姿勢がとれる筈が無い。
一度踏んだら、さらに踏むしかないのだ。
私のスカートは見る見ると下に下がり、
最終的には膝近くにまで下ろされてしまった。
こんな事があってもいいのだろうか?
“世界の高島屋”でセミヌード?????である。
私は失っていた「はじらい」を一揆に取り戻し
「助けてくれ~!」と叫びたかった。
その後、やっとの思いで端によけたものの、
公衆の面前でゴムスカートを“ずるずる”と持ち上げる
寂しさをお分かり頂けるだろうか?
ましてやそんな私に、
高島屋教育の行き届いた社員は、すかさずに駆けつけ
「お客様大丈夫ですか?」と。
え~~~~~~~!?見てたわけ?
そんなあ~~?????
「大丈夫じゃないさ!!!!」
なんてこった。
「携帯空気入れ」の為に私は“世界の高島屋”でスカートを脱いで?しまった。
今は、ただただ、知人が傍に居なかった事を祈るだけである。
と言う訳で、この度の教訓
“ゴムスカートに油断は禁物!”でした。