5年3組に転校生がやってくるという。噂が先立つクラスメイトたち。先生が転校生を連れて教室に入ってきた。彼女は竹下光子と黒板に名前を書く。東京から越してきたのだという。光子は授業態度はよく、国語の本読みもすらすら。東京ではとっくにやっていることだという。

ところが、光子は役割には消極的で、関わろうとしない。お嬢様気取りで酷く我が儘な女の子だった。光子には友達はいないが、彼女につき慕おうとする取り巻きが数名できた。体育の授業を休んでいた光子は目眩を起こした。校舎から落ちそうになった光子を助けるリミット。

保健室に保護された光子だが、光子にはヒステリーからくる発作的な持病があると先生から聞くリミット。

光子はリミットが先生に自分のことを悪く告げ口していると勘違いする。光子は鼻からリミットが気に入らない。光子が好きな、栗本とリミットたちが仲がいいことへの逆恨みでもあった。栗本に好意を告げたが、光子はあっさりとフラれてしまったのだ。

夕方、リミットが犬のグーを連れて散歩していることを知る光子は、自身の飼う猛犬ゴンタを連れてきた。光子がリードをわざとはずすと、ゴンタはグーに飛びかかる。グーは逃げるが、袋小路に追い詰められてしまう。リミットはミラクルパワーでゴンタをぶっ飛ばすと、今度は怯えたゴンタが逃げ出す。リミットの姿に怯えたゴンタは光子が持ったリードごと、彼女を引きずり、走り出した。リミットはリードを引きちぎって光子を助けた。

リミットは寛大な心で光子を許す。だが、翌日、相変わらずもツンツンな態度を見せる光子。彼女ともこれからはクラスメイトの仲間だ。