2022.10.2.日曜日

らら姫、11歳、旅立ってしまった。

それは、いきなりのことだった…何も心の準備もできていない。

冷たくなっていく ららをなで続けた…悲しさは、涙ではなく何故か不安をよんだ。

冷やしこのまま、ららを置き続けよう…考えてしまった。

ダメになる自分が目に見えた。

自分を見る他の子たちのことを考えた。

まだ、理性がある…

真夜中、3時 火葬の予約を入れた。


2022.10.3.月曜日

ららを午後13時、14時前 火葬した。

頑張ったけど最後、最後のお別れ泣いた。

髙橋家は、お別れの日は、泣かないと決めていたが限界だった。

お別れではない…ただただ、ららの姿が無くなるのが嫌だった。

そして…ありがとうではなかった…ごめんなさい ららと言う言葉だけだった。

その言葉を今も言い続けている。


15時前、ららは、骨だけになり髙橋の前に出てきた…

髙橋、何も思わなかった。

お骨箱に骨を入たが何も思わない。

最後にお骨箱を受け取るが何も思わない。

もう泣くこともなかった。

でも、ちゃんと分かっていた…ららは、もういない…受け入れることをしていない。

ららの影(姿)を追ってしまう…

今も、分かっているのに受け入れることもできてない。

ららのお骨に…おはよう、行ってくるね、ただいまなんて言っていると悲しくなる。

それが、正しいと言うのもわかっているのに…悲しくなりごめんねと言う言葉が出てしまう。

後悔しないために想い出を沢山作るのが髙橋家。

想い出が沢山あるのに出てこない。

後悔しかないからだ…


仕事嫌いな自分が仕事をしているときが1番気が紛れる。

家に帰りたくないとも思ってしまう。

お腹もすかない。

シーザー、らお、ローズ、らこ、ウルフ、クィーンが待っている帰らないと…ちゃんと分かっている。

分かっているけど今の髙橋を見られたくない。

家の敷地に入りたくない家の中にも入りたくない。

ららの影を探してしまう。


クィーンとらおがご飯を半分も食べなくなった…でも、髙橋が出したものではなければ食べる…ウルフがリビングに来なくなった…みんな寂しそうな目で髙橋を見る…

ウルフの目が髙橋を悟っている。

らこがららに似ているららに見えてしまう…

このままでは、犬達を預けたほうが良いのかとも思ってしまう…。

犬達にストレスを与えてしまう…

築き上げた群れが崩れてないようで崩れているのが分かる。


ずっと頑張ってきたのに…

こんな時、1人は辛い本当に辛い。

でも、1人だからこそ髙橋は、ペットロスになんかなってはいけない。

書き残こす事ができている。

ちゃんと今の自分を分かっている。

犬達がダメになっているのを教えてくれているのも分かる。

ららは、いないことも分かる受け入れよう立ち直ろうとしている自分がいる。

大丈夫。


ららの火葬に立ち会ってくれワン友さんがいたり ららにお別れの言葉を送ってくれたワン友さんやららの子供のご家族、ららの孫のご家族お花を送ってくれたり ららは、とてもとても幸せな子です。

沢山の出逢い、経験をさせてくれました。


そして、子供を残し孫ができおばあちゃんになり次は、元気な曾祖母ちゃんだねって約束したのに…ごめんねらら

髙橋にとって らら姫(Princess RaRa)は、偉大です。

必ず、立ち直る。

そして、いつか 言えていない ありがとうと言えるように。