訃報に接し、言葉にならない寂しさを感じています。
私にとって、日曜の夜といえばこの番組でした。 『久米宏のTVスクランブル』。
今のテレビでは考えられないような熱量と、いつ何が起こるかわからない緊張感。
毎週、テレビの前で背筋を伸ばしながら、
でもワクワクしながら釘付けになっていたのを覚えています。
ふと思い立って、大切に保管していた当時の本を引っ張り出してきました。
昭和58年(1983年)発行の初版本です。
久米宏さんのあの、カミソリのようなキレ味鋭いコメント。
そして何より、横山やすしさんとのスリリングな掛け合いが最高でした。
予定調和が一切ない、まさに「スクランブル(緊急発進)」の名にふさわしい、
ライブ感あふれる空間。
あのお二人のやり取りこそが、日本のテレビ史における一つの到達点だった気がします。
ページをめくると、あの軽妙で、かつ知的な久米さんの声が脳内で再生されるようです。 プロフィール欄の若々しい久米さんの写真を見ていると、
テレビが一番面白かった時代の記憶が鮮明に蘇ります。
今の時代、あんなに自由で、あんなに鋭く、
あんなに愛された司会者が現れるでしょうか。
久米さん、素敵な日曜日の夜を本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
追記)久米さんへの思いがどうしても溢れてしまい、
別のブログ「なんだりかんだり+」でさらに詳しく、
当時の番組や青森・岩手でのテレビ体験について書き残しました。
よろしければ、こちらも読んでいただけると嬉しいです。













