友達が師匠!と呼ぶ
素敵な女性に会うために
朝6時半に家を出て…
150キロ離れたとこまで
その女性に会いに行った
貴方にはもっと
ふさわしい
素敵な男性が現れるわよ✨
って言われた
彼女独自の方法で
占ってくれたんだけど…
声も綺麗で
ものすごく可愛い
でも綺麗で
紫陽花の指輪がすごく可愛かった
何も動じない!
揺らがない!
不倫とか
家庭が大事とか
離婚しないとか
もうとっくにそんなの通り越して
頑なになってるわけでもなく
とにかく
とにかく
本当にとにかく
彼のことを考えるだけで
彼を見たら
彼に触れたら
指の先端まで
私の身体、私の心、私の何もかも全部が
震えるんだから仕方ないの
あの日夢から覚めた私は
ぐっちゃぐちゃに号泣してた
隣で寝てた奴が
私の横に正座して両手で私を揺さぶってた
夢の中の私は私であって
姿は私では無い…
裸足にぞうりを履いてたから
足が骨で歩いてるみたいに
寒くて痛かった
ロウソクのロウが燃える匂いも
お酒の匂いも覚えてる
私の隣に夢の中の彼氏
その斜め前に
私の夢の中の乳母が座ってた
夢はこんな形で始まった